伊方訴訟ニュース第201号~第209号(1990年5月~1991年1月)をアップします。

皆様、新年明けましておめでとうございます。オミクロン株の感染者が増え始め、イマイチ将来が見通せない中、皆様お元気でしょうか?今年度早々には、掲載を終わらせるべく、今年も精力的にアップ作業を進めていきますので、本年もどうぞ宜しくお願い致します。なお、210号は手元になく、現在捜索中です。もしお手持ちの方がおられましたらご連絡下さい。

伊方訴訟ニュース第201号

1号炉訴訟 原告・弁護団が最高裁へ 「現実を直視し司法独自の判断を」/原告準備書面 −チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(4)−(1990年2月22日提出)(その3) (四)姿を現わし始めた放射能汚染の恐怖の実態(つづき) (五)不可能となった西ドイツの核燃料サイクル (六)完成、操業中のアメリカの原発が解体、閉鎖される。 (七)ソ連の高官が認めた「ウラルの核惨事」 (八)ユーゴスラビアで世界で二番目の原発建設禁止法が成立。 (九)300 km離れた児童に貧血、機能障害、血液成分異常が多発。 (十)大事故は炉型の違いにかかわりなく起こる。 (十一)事故から3年以上過ぎて、10万6千人の新たな避難を決定。/チェルノブイリ惨状の陳述に感動 「訴訟ニュース」読者 林 幹人(北海道)

 

伊方訴訟ニュース第202号

2号炉第41回公判 予告なしの裁判官交替に抗議した後チェルノブイリの悲惨な状況を陳述/原告準備書面 −チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(4)−(1990年2月22日提出)(その4)(十二)白ロシアの住民は50万人の新たな避難を要求。 (十三)長期的放射能の吸収により100%近い児童に疾患が発生。 (十四)チェル4号事故で放出された放射能は放射能は10億キュリー、あるいは64億キュリー (十五)流れ込む放射能入り食品−3年間で50件が輸入禁止処分になる− (十六)10万人の避難に要する費用は3兆7千400億円。 (十七)約1500km離れた西ドイツ南部で新生児の死亡率が上昇 (十八)汚染除去作業の従事者が250人以上死亡する。 (十九)「採算性は無し」と宣告された原発 (二十)脱脂粉乳684トンに基準超える放射能 (二十一)閉鎖を迫られているチェル1号、2号、3号炉 −人々の英知と勇気が原発を葬り去る− (二十二)まとめ /使用済核燃料搬出に抗議

伊方訴訟ニュース第203号

國側の主張の最終盤?東海2号炉訴訟で準備書面を提出/原告準備書面 −チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(4)−(1990年2月22日提出)(その5)(二十二)まとめ(つづき)/原告準備書面 −チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(5)−(1990年6月7日提出)(その1)目次 はじめに (1)チェル原発から200km離れた地域で、我が国の年間許容線量限度の限度の1300倍以上の被爆。400km離れた地域でも440倍以上の被爆。

伊方訴訟ニュース第204号

伊方2号炉 松山地検が「出力調整試験」を不起訴に/原告準備書面 −チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(5)−(1990年6月7日提出)(その2)(2)セシウム被曝の恐怖 (3)チェルノブイリ4年目の地獄 −人口2千万人の白ロシアで、220万人が危険地域に住み、一つの病院で6千人が甲状腺ガンで死亡している−

伊方訴訟ニュース第205号

経済優先を強行する伊方原発 危険な“長持ち燃料”を使用/原告準備書面 −チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(5)−(1990年6月7日提出)(その3)(4)ヨーロッパの人々が生殖能力を失うことは避けようがない−とオーストリアの医学博士が警告(続き) (5)「子供たちを救え」ソ連からの救援の訴えと、世界と日本で起きている救援活動。 (6)遂に、白ロシア共和国の100km圏内から100万人が避難の事態に。 (7)38の原発建設計画のうち既に36の計画が中止となり、チェルノブイリ1、2、3号も運転停止に追い込まれた。 (8)結論

伊方訴訟ニュース第206号

2号炉第42回公判 国の証人申請採否決定延期 「審理も尽くさずに何のための証人か」原告住民らの正論に裁判所も同調

伊方訴訟ニュース第207号

1号炉の定期検査中に伊方原発沖で6回目の魚の大量死/「脱」原子力の日 「人類脅威の原発から撤退を」/被告書面 −証拠申出書− (1990年10月4日提出) 一    証人の表示 二 立証趣旨及びこれと証人との関係 三 尋問事項 /原告準備書面 −正体不明の「基本設計ないし基本的設計方針」なる「云葉」− (1990年10月4日提出)(その1)(一)「基本設計ないし基本的設計方針」という正体不明の「云葉」

伊方訴訟ニュース第208号

明白になった放射線の一層の危険度 ICRPも「線量限度」を引き下げ/原告準備書面 −正体不明の「基本設計ないし基本的設計方針」なる「云葉」− (1990年10月4日提出)(その2) (二)安全審査では登場しない「云葉」を訴訟後に被告が「造語」 (三)安全専門審査会は二号炉の安全確保責任を肩代わりはしない (四)実態のない「云葉」を盾に、現実の事故との関連を否定

伊方訴訟ニュース第209号

年頭にあたり支援の会の皆様に 伊方原発反対八西連絡協議会 代表 広野房一 /原告準備書面 −正体不明の「基本設計ないし基本的設計方針」なる「云葉」− (1990年10月4日提出)(その3)(四)実態のない「云葉」を盾に、現実の事故との関連を否定(つづき) /高浜原発2号炉 福井と京阪神の住民が異議申立「蒸気発生器細管の施栓率変更を取り消せ」