伊方訴訟ニュース第92号(1981年4月)

続いて第92号をアップします。これも頁数が多いですが、読みごたえがあります。

伊方訴訟ニュース第92号1

控訴審第10回公判 『原発も事故の法則から免れない』発熱を押して小出証人が詳述/控訴審第11回公判 4月20日(月)午前10時半より 高松高裁6階大法廷 午前 小出祐章原告側証人の主尋問の継続、午后 佐藤一男被告側証人の主尋問 いよいよ国側証人が初登場し、「TMI事故が本件原子炉の安全性に何ら影響を与えるものでない」を、立証して見せるとのこと。せいぜい、まゆにつばをつけて傍聴されんことを/2号炉訴訟第8回公判 5月11日(月)午前10時より 松山地裁大法廷/控訴審第12回公判 5月25日(月)午前10時半より 高松高裁6階大法廷/控訴審証言記録 小出祐章証人(原告側)の主尋問(その1)第10回公判 1981年3月11日:原子力研究との関わり、美浜1号炉燃料棒折損事故とは、燃料棒折損事故調査の経緯、燃料棒折損の実態、どうして折損が起こったか、原始的な事故防止策と中途半端な原因究明、燃料棒折損事故の意味、歴然としている事故隠し、国も事故隠しに加担

伊方訴訟ニュース第92号2

美浜の事故調査で学んだこと、TMI事故を一口で言うと、TMI事故の発端は、フールプルーフでなかった補助給水系、運転員のミスどころか、米国の英知を集めても原子炉の状況は不明だった