伊方訴訟ニュースニュース第301号~310号(1998年9月~1999年6月)をアップロードします。

第301号~311号をアップします。先ほど、完全に開き直りの旧統一教会の記者会見がありましたが、その傍若無人ぶりは内閣の小手先地味改造を吹き飛ばすほどでした。やはりバカとは闘い続けなければ、と改めて思う次第です。

伊方訴訟ニュース第301号

「愛媛の活断層と防災を学ぶ会」学習会 「四国西部では中央構造線の活動性は低い」との迷信崩壊(続)原発さよなら愛媛ネットワーク 佐々木徹 小松教授の報告概要 /垣見証人住民側再尋問 −2号炉第63回公判(1998年2月4日)− (その5) 「安全審査では、沖合活断層の活動性の判断を誤っていた」 以下は国側の再々尋問の内容 証人は「判断は間違っている」と言ったが /原告準備書面 (立地条件 七) 1998年5月1日提出 (要約 その1) 第1章 序の結論:伊方沖断層の評価をめぐる判断が、本件の立地条件審査中の地震・断層審査の誤りを証明する要である

伊方訴訟ニュース第302号

2号炉第64回公判 裁判長「あと3回、来年9月ごろに結審したい」 原告「基本的には同意する」/伊方訴訟を傍聴して 松山市会議員 篠崎英代原告準備書面 (立地条件 七) 1998年5月1日提出 (要約 その2) 第2章 伊方沖の断層が「活断層」となる瞬間に、申請者と被告らが続けた大芝居が崩れ落ちる 第3章 最大加速度の計算に用いた震源深さは、伊方沖活断層を無視したもの 第4章 申請者は伊方沖断層を活断層と見ず、地震動の評価をしていない

伊方訴訟ニュース第303号

第11回 伊方集会 「伊方原発を廃炉に」 12年もの放置に抗議 /原告準備書面 (立地条件 七) 1998年5月1日提出 (要約 その3、最終回) 第4章 申請者は伊方沖断層を活断層と見ず、地震動の評価をしていない(続) 第5章 本件の審査に用いられた地震地帯区分のタイプ分けには科学的根拠がない 第6章 伊方沖断層を正当に評価しないことを支え続けた根拠は、「ウソの音波情報」に隠れて解らない箇所を勝手に、「沖積層がある」と推定し、その上更に、「そこには断層は及んでいない」と推定を重ねたものだった

伊方訴訟ニュース第304号

島根原発 敷地から2.5キロに活断層確認 ここでも通産省が早々と安全宣言 /原告準備書面 (航空機墜落・飛来物 四)1998年9月18日提出 (要約 その1) 日本政府は日本の原子炉が外国から攻撃される想定をしていた 過去には「三矢作戦」も表面化し問題になった 交通規制や警察の指導があれば、事故は起きないというのか 大学や住宅地など、所構わず、過去から現在まで、飛行機の墜落は頻発している 本件原子炉のある「愛媛の空が危うい」

伊方訴訟ニュース第305号

年頭の御挨拶 1999年元旦 伊方原発反対八西連絡協議会 代表 広野房一 /原告準備書面 (航空機墜落・飛来物 四)1998年9月18日提出 (要約 その2) 被告らは愛媛の空を何も調査していない 四国電力さえ本件安全審査結果を信用していない 被告らの主張は虚偽、無知なことが多い こんな審査では本件原子炉の安全は保証されない 島根原発1,2号機 運転差し止め訴訟へ

伊方訴訟ニュース306号

2号炉第65回公判 国側は約束を破り直前にお粗末な書面後日に求釈明するとし、求釈明するとし、伊方原発で発生した多くの事故を総括した書面を提出 /裁判を傍聴して胸が熱くなりました 島根原発増設反対運動 芦原康江 /お粗末な国側準備書面 /1.原告が訴え続けてきたこと 2.反論が放棄されたままの重要事項 (1)「歴史地震」からの推定のインチキ (2)本件敷地前面海域の活断層の活動性を誤認した。3.準備書面でのお粗末な反論の例 (1)「立地審査指針」違反について (2)活断層の活動性について (3)3号炉の安全審査結果を引き合いに出すゴマカシ (4)「断層モデル」の信頼性は棚上げ 

伊方訴訟ニュース第307号

科技庁主催「地震・活断層セミナー」 伊方原発沖活断層については四国電力音波探査図面の紹介だけ 放射能を憂慮する市民の会 垂水栄子 /通産省 伊方原発に二つの許可 /原告準備書面 1999年1月22日提出 (その1) はじめに 伊方原発で相次いだ事故とTMI事故は機器の健全性を確認したとする審査の誤りを証明した 世界被ばくをもたらしたチェルノブイリ原発事故で、原発と人類は共存できないことを人々が知った チェルノブイリ事故対策会議で、伊方3号炉の増設答申を決めた原子力委員会 2号炉の主力調整実験の暴挙に全国から怒りの抗議殺到 遂に起きた蒸気発生器細管の破断事故

伊方訴訟ニュース第308号

お粗末で身勝手な国側「反論」を追求お粗末で身勝手な国側「反論」を追求 伊方沖活断層について 「歴史地震」の甘い評価 「断層モデル」について /原告準備書面 1999年1月22日提出 (その2) 伊方原発で1年8ヶ月の間に相次いだ4回の事故-応対の暇もない事故の連続に知事も県議会も驚きあきれ 96年1月・3号炉で蒸気噴出 2次冷却系破損事故 97年6月・放射能汚染水の流出事故 97年9月・2号炉火災事故 19日後・1号炉の復水器破損事故 ついに2号炉の圧力容器にひび割れ・制御棒駆動装置破損事故-原子炉爆発に至る可能性もある最悪の事態が現実に-  時代は反原発に・一刻も早く2号炉の設置許可取り消しが求められている

 

伊方訴訟ニュース第309号

島根1,2号機 運転差し止め訴訟を提訴 「島根1,2号機訴訟」原告団長 芦原康江 /原告準備書面 -被告準備書面(34)に対する求釈明- (1999年3月11日提出) (その1) 活断層の勝手な定義 地震動の過小評価のトリック 「断層モデル」の内容を明らかにせよ 地震動評価のゴマカシ 沖合活断層評価の明白で重大な誤りを認めよ 意味不明の記述内容 被告提出証拠について

伊方訴訟ニュース第310号

2号炉第66回公判 原告住民側がとどめの準備書面を提出 いよいよ次々回公判で実質上の結審に / 原告準備書面 -被告準備書面(34)に対する求釈明- (1999年3月11日提出) (その2) /国側釈明書の内容 (求釈明と国側釈明との対比) 活断層の勝手な定義 地震動の過小評価のトリック 適用地震動について 活断層無視と断層モデルによる計算 地震動評価のゴマカシ 安全審査許可条件 敷地地震動が600ガルにもなるという原告らの計算について 沖合活断層評価の明白で重大な誤りを認めるのか 意味不明の記述内容 なぜ審査当時の資料で反論しないのか 被告提出証拠について 垣見証言の信憑性 断層モデルの信憑性