伊方訴訟ニュース第191号~第200号(1989年7月~1990年4月)をアップします。

しばらく公私とも多忙で、200号目前で足踏みしてしまいました。年内には、さらに何とか200号を越え、来年早々にはアップを終了したいと思っています(300号越え)。コロナもスッキリしないですが、何とか頑張ってやりたいと思います。

伊方の3号機再稼働、本当に許せません!

伊方訴訟ニュース第191号

また米軍機が米軍機が山林に墜落・炎上 今度はジェット機が伊方から25キロ地点に/原告準備書面 –福島原発再循環ポンプ事故の教訓– (1989年4月22日提出)(その2)四 一〇〇kgの円盤脱落・破壊、羽根車の破損、金属破片炉心へ、を検証する。1. 再循環ポンプ振動の経過 2. 再循環ポンプの破損状況(甲二六号証ノ九) 3. 事故の経過と本当の原因 4. 大口径配管の破断から炉心溶融に至る可能性 五 再循環ポンプの事故が予告する本件伊方二号炉のひび割れ事故 –「伊方だより」三月臨時号の大ウソ– /(墜落事故への)抗議文

 

伊方訴訟ニュース第192号

2号炉第38回公判 「証拠の作為的な訂正を認めるのか」釈明をサボる国側を厳しく追及/原告準備書面 –福島原発再循環ポンプ事故の教訓– (1989年4月22日提出)(その3) 六 再循環ポンプの大破損事故が本件原子炉の危険性を実証した。 七 むすび

伊方訴訟ニュース第193号

―名古屋高裁金沢支部「もんじゅ」判決- 「放射性物質は数百キロの遠方に及ぶ」司法界に広がるチェルノブイリの衝撃/原告準備書面 ―二度あることは三度ある― (1989年7月13日提出) (一) 原発近くの飛行機墜落 (二) 原発上空は飛行機銀座だ 求釈明 /台風一過の伊方原発を取り囲んで二度目の「人間の鎖」

伊方訴訟ニュース第194号

強行された「発電所まつり」 住民「法律上も危険区域の敷地内で何事か」 四電「安全だからこそやる」/住民ら伊方町長に抗議 「田舎町長が金せびる」のないようを明らかに/抗議文

伊方訴訟ニュース第195号

―2号炉第39回公判― 「伊方原発上空は飛行機銀座だ」「作為証拠」の国側釈明も厳しく追及/伊方原発沖で5度目の魚大量死

伊方訴訟ニュース第196号

通産省の犯罪的な安全宣言の影で深刻化する蒸気発生器細管の損傷/安全宣言における問題点 1.問題のすりかえ 2.インチキなコンピュータ解析

伊方訴訟ニュース第197号

「年頭の御挨拶」 伊方原発反対八西連絡協議会 広野房一/「2号炉裁判こそ、真に学習と戦いの場」八幡浜原発から子供を守る女の会 斎間 淳子/「チェルノブイリ以後最悪の事故」 バンデロス原発(スペイン)での水素爆発事故

伊方訴訟ニュース第198号

電力通産一体で破滅路線を突き進む暴挙 蒸気発生器細管の施栓率上限を25%に/検討「想定不適当事故」(その1) 1.はじめに 2.安全審査での事故想定の移り変わり (1)伊方1,2号炉審査当時

伊方訴訟ニュース第199号

2号炉第40回公判 原告ら裁判長と緊迫した応酬「原告ひとりひとりの裁判の否定だ」/原告準備書面 ―チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(4)―(1990年2月22日提出)(その1)(一)事故から数日間で13万5千人の住民が30キロメートル圏外へ強制避難した。 (二)住民の反対で、ソ連の原発建設が中止に追い込まれた。 (三)イタリア国民が、原発を国民投票で拒否。 (四)姿を現し始めた放射能汚染の実態。―1mを越えるお化けキノコ、500㎞離れた地域の児童に脱毛― (五)不可能となった西ドイツの核燃料サイクル。 (六)完成、操業中のアメリカ原発が解体閉鎖される。(七)ソ連の交換が認めた「ウラル核惨事」 (八)ユーゴスラビアで世界で二番目の原発建設禁止法が成立。 (九)300㎞離れた児童に貧血、機能障害、血液成分異常が多発。(一〇)大事故は炉型の違いにかかわりなく起こる。 (一一)事故から3年以上過ぎて、10万6千人の新たな避難を決定。 (一二)白ロシアの住民は50万人の新たな避難を要求。 (一三)長期的放射能の吸収により100%近い児童に疾患が発生。 (一四)チェル4号炉事故で放出された放射能は、10億キュリー、あるいは64億キュリー。 (一五)流れ込む放射能入り食品 ―3年間で50件が輸入禁止処分になる― (一六)10万人の避難に要する費用は3兆7千400億円。 (一七)約1500㎞離れた西ドイツ南部で新生児の死亡率が上昇。 (一八)汚染除去作業の従事者が250人以上死亡する。 (一九)「採算性は無し」と宣告された原発 (二〇) 脱脂粉乳684トンに基準超える放射能 (二一)閉鎖を迫られているチェル1号、2号、3号炉。―人々の英知と勇気が原発を葬り去る― (二二)まとめ /はじめに (一)

伊方訴訟ニュース第200号

福島第二原発訴訟控訴審判決「安全審査は原発の安全と別問題」 「国策」を盾に居直りと説教/原告準備書面 ―チェルノブイリ原発事故と災害評価の失当(4)―(1990年2月22日提出)(その2)(一)事故から数日間で13万5千人の住民が30キロメートル圏外へ強制避難した。~(四)姿を現し始めた放射能汚染の恐怖の実態

 

 

伊方訴訟ニュース第第181~190号(1988年9月~1989年6月)をアップします。

皆様、コロナがなぜか急速に収まり秋も深まって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか? 冬に向け、選挙の結果も含めまだ落ち着かない感じがしますが、伊方訴訟ニュースの続編をお届けします。早く200号の大台に乗せたいと思っている今日この頃です。

伊方訴訟ニュース第181号

住民、けん、町の要望を無視か 伊方原発附近上空で爆音/伊方原発を廃棄し完全撤去を求める完全撤去を求める書/伊方原発と同系炉(PWR) で続発する重大事故・事態/進行する原子炉の脆化

伊方訴訟ニュース第182号

2号炉第35回公判 続発する重大事故を取り上げ住民側が国側を厳しく追求/原告準備書面 −起こらないはずの制御棒の損傷頻発− (1988年9月16日提出)一、原子炉の暴走を招く制御棒の損傷 二、制御棒の構造と役割り 三、本件伊方二号炉における制御棒の膨張や摩耗について、全くの無審査である。

伊方訴訟ニュース第183号

伊方原発周辺の飛行を調査 相変らず10時間に19機も/建設中止・撤去を求め伊方原発を囲む「人の輪」/原告準備書面 −起こらないはずのボルトの損傷頻発−(1988年9月16日提出)1. はじめに 2. 次々と起こる一次冷却材ポンプの 激しい振動 3. 金具によって振動させられた1次冷却材ポンプ − しかし、実は1次冷却材ポンプ自体が欠陥。4. ボルトのひび割れは炉心溶融事故につながる 5. むすび

伊方訴訟ニュース第184号

四国弁護士連合会が画期的な決議 「原発の運転・建設中止を含め根本的な再検討を行え」 原子力発電に関する決議/原告準備書面 −恐怖の米軍ヘリ墜落事故− (1988年9月16日提出)(前半) はじめに (一)事故の概要 (二)原発推進の人たちも飛行機の原発への墜落の確率論は信じず (三)住民は恐怖から怒りへ移った。 (四)ウソ八百でその場逃れの「安全」をくりかえす四国電力社員。(五)本件二号炉は米軍機や自衛隊機の訓練空域の真下にある/使用済燃料を搬出 八西連絡協が抗議文/3号炉の設計を変更

伊方訴訟ニュース第185号

年頭にあたり支援の会の皆さんに 伊方原発反対八西連絡協議会代表 広野房一/大林秀範さん逝く/原告準備書面 −恐怖の米軍ヘリ墜落事故− (1988年9月16日提出)(後半)(六)本件二号炉は軍用機の訓練の目標物に使われている。 (七)上空の飛行規制で事故は防ぎ切れるものではない。原発そのものの存在が危険なのである。/求釈明

伊方訴訟ニュース第186号

住民を丸裸のまま大事故にさらす国に反論 「ますます深刻化するチェルノブイリ災害にりつ然とするのは地元住民だけではない」/原告準備書面 −チェルノブイリ事故の教訓− (1989年1月20日提出) (その1)目次 (一)はじめに (二)チェルノブイリ原発事故があたえた災禍は、深刻ではかりしれない 八百年のあいだ、誰が管理し誰が責任をとるのか悪魔の館 伊方と瀬戸二町に相当する人家が取り壊された。 済みなれたわが家に戻るあてのない原発難民 母なる大地の恵みを怖れなければならなくなった。 生殖腺線量で100万・レムに対する遺伝的障害(一世代当り) 一つ間違えば、平和利用という名での大量殺人

伊方訴訟ニュース第187号

「伊方原発は大事故寸前の様相 1、2号炉の撤去と撤去と3号炉建設中止を」八西連絡協議会が伊方町町に抗議/原告準備書面 −チェルノブイリ事故の教訓− (1989年1月20日提出)(その2)(三)チェルノブイリ事故に終息なし 被爆者60万人に対し一生涯検診 (四)今や国民の大多数と地元民のほとんどが、原発に反対あるいは安全性に不安をもつ (五)原発に反対するものが無知で、危険なものを安全と偽り推進するのが高度な知見か。(六)チェルノブイリ原発事故に被告国側や四国電力はどのように対応したのか 何も調査をしないうちから我が国の原発は大丈夫とは。 綺麗なパンフ、大金をかけた広告、ただの原発見学で、危険な原発が安全な原発とはならない。抗議文

伊方訴訟ニュース第188号

「ボルト破損のままの1号炉の運転を止めよ」伊方原発ゲート前で抗議の座り込み/原告準備書面 −チェルノブイリ事故の教訓− (1989年1月20日提出)(その3) (七)被告側の立場の者も、我が国の原発でも過酷事故は起こると言っていた。 (八)誰のため、何のために「ソ連原子力発電所事故調査報告書」はあるのか。(九)本件伊方二号炉でも、暴走事故が起こらないという根拠はなにもない 「自己制御」で暴走事故は防げるのか。 「格納容器があるから大丈夫」というのは虚構 人為ミスを、原発事故の免罪符にするな。

伊方訴訟ニュース第189号

二号炉第37回公判 福島原発再循環ポンプ大破損事故は伊方の1次冷却材ポンプの危険を教えている/予定を早め1号炉を停止/原告準備書面 −チェルノブイリ事故の教訓− (1989年1月20日提出)(その4)(十)本件伊方2号炉などでも大事故になる要因はいくらでもある (十一)既に起こった伊方原発1、2号炉の、事故の概要について。 (十二)本件伊方二号炉で大事故が起これば (十三)結び (十四)釈明を求める事項 /核燃料搬入に連帯行動

伊方訴訟ニュース第190号

米仏の加圧水型原発で相次いで伊方に共通した二つの重大事故が 1. まったく新しい型の蒸気発生器細管破損 2. 制御棒の挿入に失敗 /原告準備書面 −福島原発再循環ポンプ事故の教訓− (1989年4月22日提出)(その1)一 はじめに 二 前触れがあった再循環ポンプの破損 三 再循環ポンプと一次冷却剤ポンプ − 共通したその役割と構造

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊方訴訟ニュース第171号~第180号(1987年11月~1988年9月)をアップします。

皆様、お元気でしょうか?少し間が空いてしまいましたが、まずは200号を目指し、アップロードを再開します。

伊方訴訟ニュース第171号

「原発過剰症候群」に苦悩する四国電力 3号路の運転再開をさらに3年遅らせ 危険な「負荷追従運転」実施へ/2号炉訴訟 被告(国側)準備書面(二○)(1987年9月30日提出)はじめに ⒈ チェルノブイリ事故の概要 2. チェルノブイリ事故の評価 3. 本件原子炉施設における反応度投入事象に対する設計上の安全対策 4. 結論

伊方訴訟ニュース第172号

八西協が四電に抗議文 「出力調整実験」と使用済燃料搬出に 抗議文/被告国側の準備書面批判 (その1)⒈ 国側の主張 2. 「同じ穴のムジナ」 3. 見掛け倒しの「最終報告書」

伊方訴訟ニュース第173号

年頭(1988年)の御挨拶 伊方原発反対八西連絡協議会 広野房一/「出力調整運転実験」を中止せよ –大分の人たちが署名を呼びかけ–/福井の人たちの力で原発を停止/被告国側の準備書面批判 (その2)4. 「基本設計」と「運転管理」とに分離するご都合主義 4.1 国側主張の動揺の経緯 4.2 規制法規では?

 

伊方訴訟ニュース第174号

60万人署名の嵐の中で隠密裏の「主力調整実験」が世論の矢面に/被告国側の準備書面批判(その3) 5. チェルノブイリ原発事故の原因を評価する際に国側が用いたトリック 5.1 チェルノブイリ炉の設計上の欠陥の扱い方 5.2 事故の主原因を「運転管理」として切捨て

伊方訴訟ニュース第175号

2号炉第33回公判 「非民主的で違法行為を犯す四電への設置許可を直ちに取り消せ」/全国的な抗議の中で「実験」を強行/被告側の準備書面批判 (その4)6. 伊方2号炉の「基本設計」=安全審査は問題ない? 6.1 伊方2号炉では原子炉の暴走の可能性はないのか 6.2 安全審査の事故解析のからくり

伊方訴訟ニュース第176号

伊方1号炉など各地の同型炉で原子炉のブレーキ=制御棒の損傷続出/原告準備書面 -チェルノブイリ前夜の出力調整実験- (1988年2月26日提出)(その1) 第1章 はじめに (一)不安の声は全国からあがった。思想信条、宗教の違いをのり越え、主婦や子供たちが立ち上がった。 (二)国民を敵視し、犯罪者あつかいする乱暴で非人間的な四電。 (三)マスコミも四電の非民主性を厳しく批判した。 (四)原発推進派も四電の非民主性を弁護出来なく、逆に強い批判をした。 (五)原子力基本法ばかりか、憲法さえもないがしろにされている。法が軽んじられれば、それだけ重大事故の可能性は強まる。告発 2号炉出力調整実験 告発状

伊方訴訟ニュース第177号

大沢さん不起訴に 八西連絡協が県警に抗議文/2号炉訴訟の裁判長交代/原告準備書面 -チェルノブイリ前夜の出力調整実験- (1988年2月26日提出)(その2) 第2章 はじめに (一)秘密裏に実行された1回目の実験と百万人以上の中止要求を無視して強行された2回目の実験 -今、生きていることを喜ぼうー (二)チェルノブイリ4号炉と伊方2号炉 -出力調整の失敗がソ連原発事故の原因ー/東京集会に2万人/「出力調整運転実験」第2次告発

伊方訴訟ニュース第178号

「裁判に欠席する原告らは相手にしない」新裁判長を威圧する訟務検事に原告ら猛攻撃/原告準備書面 -チェルノブイリ前夜の出力調整実験- (1988年2月26日提出)(その3)(三)原子炉の制御 ー中性子制御に失敗すれば核暴走ー /なぜ「主力調整実験は危険なのか こたえる人=平井孝治

伊方訴訟ニュース第179号

1号炉訴訟 原子力の「終わりのはじまり」の時代を迎え最高裁は付託された使命を全うせよ 「上告理由補充書(二)」を提出/米軍ヘリ800メートル地点に激突 住民の不安と訴えが現実に/2号炉訴訟第34回公判の報告(前号の続報)

伊方訴訟ニュース第180号

ヘリ墜落事故 安心できぬ「2千万年に1回」愛媛県知事が四電・国を批判/原告準備書面 -チェルノブイリ前夜の出力調整実験- (1988年2月26日提出)(その4、最終回)(四)出力調整実験は原子力基本法、原子炉規制法に違反する ー安全審査で認めているとは真赤なウソー 求釈明

 

伊方訴訟ニュース第161号~第170号(1987年1月~10月)をアップします。

伊方訴訟ニュース第161号

国側お粗末な書面をようやく提出 住民側は事実に即して原発無用論を展開/支援の皆さんへの年賀状/2号炉訴訟 被告(国側)準備書面(二〇)(1986年12月12日提出)一、チェルノブイリ事故の概要 二、チェルノブイリ事故の原因と本件安全審査との関係/2号炉訴訟 原告準備書面 (1986年12月12日提出)目次(一)はじめに (二)伊方原発の進め方に経済性はなく、犯罪性をおびているといわざるを得ない (三)地元住民に伊方原発による経済性はない (四)四国四県の住民(消費者)に伊方原発はいらない (五)伊方原発の経済性が悪化すれば、安全性がおろそかになる (六)むすび (七)釈明を求める事項

伊方訴訟ニュース第162号

2号炉訴訟 「通産省の指示は原子力安全委員会の見解か」 ECCSポンプ軸折れ事故に関し釈明要求書提出/2号炉訴訟 原告準備書面 (1986年12月12日提出)(その2)(三)地元住民に伊方原発による経済性はない/求釈明書

伊方訴訟ニュース第163号

伊方2号炉で相次ぐ重大事故 原子力安全委員会への公開質問状と法廷の弁論で追及/2号炉訴訟 原告準備書面 (1986年12月12日提出)(その3)(四)四国四県の住民(消費者)に伊方原発はいらない

伊方訴訟ニュース第164号

住民側「現実に起こった事故によって安全審査の実態を」 国側「安全審査は原発の現実の安全を保証しない」/2号炉訴訟 原告準備書面(1987年3月13日提出)/愛媛県への公開質問状/原子力安全委員会への公開質問状/愛媛県と原子力安全委員会に公開質問状

伊方訴訟ニュース第165号

2号炉事故 原子力安全委員会も県も回答しないまま 大飯2号炉でも燃料集合体破損/2号炉訴訟 原告準備書面(1986年12月12日提出)(その4)(五)伊方原発の経済性が悪化すれば安全性がおろそかになる。(六)結び (七)釈明を求める事項 

伊方訴訟ニュース第166号

伊方1号炉 使用済燃料の搬出を強行 八西恊と労組が抗議行動/ソ連原発事故調査報告書を公表「学ぶべき教訓なし」で幕引きの役割 居直りの結論 委員会内の異論を圧殺? 「教訓なし」のカラクリ 想定事故は妥当なのか? 格納容器は大丈夫か? 避難範囲をどうするのか?

 

伊方訴訟ニュース第167号

チェルノブイリが伊方なら、こんな地獄絵が・・・・住民をモルモットにした「災害評価」と「防災計画」をあばく/黙殺を続ける安全委と県に抗議と再要求/2号炉訴訟 原告準備書面(1987年6月19日提出)(その1)目次 一 はじめに 二 安全審査における「立地審査」の意義 三 災害評価の誤り 四 防災計画・避難計画の審査の必要性 五 チェルノブイリ原発事故で現実離れした本件安全審査が浮き彫りになった 六 むすび/抗議および要求書

伊方訴訟ニュース第168号

伊方住民ら8ヶ月ぶりに町長と会談 現実化した原発事故に誘致首長の対応を迫る 抗議及び要求書/2号炉訴訟 原告準備書面(1987年6月19日提出)(その2)五 チェルノブイリ原発事故で現実離れした本件安全審査が浮き彫りになった

伊方訴訟ニュース第169号

伊方と同型炉における驚くべき違法行為 福井県民会議が関西電力を告発/2号炉訴訟 原告準備書面(1987年6月19日提出)(その3)五 チェルノブイリ原発事故で現実離れした本件安全審査が浮き彫りになった―死の宣告をされる原告及び周辺住民 六 むすび

伊方訴訟ニュース第170号

2号炉第32回公判 被告国側が始めて口頭で陳述 内容は安全委員会報告書の焼き直し/伊方原発への核燃料搬入に対する抗議文//17回目の燃料搬入に抗議

伊方訴訟ニュース第151号~第160号(1986年3月~12月)をアップします。

今回のアップにあたり、第158号のニュースが欠けていることが判りました。このブログをご覧の方々の中で、『158号が手元にあるよ!」という方がおられましたら、是非問い合わせ欄にお知らせ下さい。こちらから連絡を取らせて頂きます。

伊方訴訟ニュース第151号

2号炉訴訟第25回公判 文字通りの「口頭弁論」の場に国の主張を代弁する裁判長を相手に/最高裁審理に備えて 原発訴訟4判決に現われた推進側の矛盾(その4)(前号を(その3)と訂正) 3 原子力基本法および原子炉規制法の違憲 商業用原発の設置容認の違憲 原発規制手続法としての違憲

 

伊方訴訟ニュース第152号

2号炉訴訟第25回公判(続報) 「こんな簡単なことを、なぜ答えられないのか」釈明をしぶる国側と、かばう裁判長を追求/2号炉訴訟原告準備書面(昭和61年2月28日提出) 伊方沖断層の諸問題 -目次- (一)被告は伊方沖の中央構造線の位置を確認していない (二)中央構造線の考察 1 被告主張の中央構造線 2 原告主張の中央構造線 3 被告主張の問題点(三)結論 (四)求釈明

伊方訴訟ニュース第153号

チェルノブイリ原発事故 全世界を震撼させつつ完全溶融する「安全神話」/2号炉訴訟原告準備書面(昭和61年2月28日提出)求釈明

 

伊方訴訟ニュース第154号

2号炉第26回公判 ソ連原発事故が示す安全審査のデタラメさ 国側は速かにその見解を明らかにせよ/福田町長あての抗議文/首相と通産大臣あての抗議ならびに伊方三号炉許可処分の撤回要求書

伊方訴訟ニュース第155号

1号炉訴訟 最高裁に「上告理由補充書」を提出「もはや一刻の怠慢も許されない」/上告理由補充書 昭和61年6月25日提出 目次 一.はじめに 二.事故発生 三.事故による被害 四.ソ連原発技術水準とチェルノブイリ原子炉の構造等に関する宣伝の欺瞞性 五.チェルノブイリ原発事故によって、本件原子炉許可処分の違法、原判決が破棄されるべきものであることがさらに明らかとなった。六.おわりに

伊方訴訟ニュース第156号

伊方3号炉 ソ連原発事故を尻目に設置許可強行の暴挙に県外含め1383名の住民が大挙異議申立/上告理由補充書(前号の続き)三.事故による被害/異議申立ての理由 目次 Ⅰ.異議申立人 Ⅱ.総論 Ⅲ.不当、違法な本件許可処分 Ⅳ.結論

伊方訴訟ニュース第157号

チェルノブイリ原発事故報告 世界初の商業用原子炉暴走事故のすさまじさ/上告理由書(前号の続き、最終回)五、チェルノブイリ原発事故によって、本件原子炉許可処分の違法、原判決が破棄されるべきものであることがさらに明らかになった。六.おわりに

伊方訴訟ニュース第159号

世界中に原発廃止の声!!すでに9カ国で原発建設計画が凍結廃棄に!/再度の拝啓 四国電力社長殿 「原子力の時代は終った」との見解を行動で

伊方訴訟ニュース第160号

「異議申し立て」を軸に3号炉の建設を許さない運動を拡大/四電社長あての質問状/愛媛県伊方発電所の原子炉変更(三号炉)許可処分に対する異議申し立て(資源エネルギー庁昭和61年7月25日付資庁第10620号・受付)による説明会の開催要求書

伊方訴訟ニュース第141号〜第150号(1985年5月〜1986年2月)をアップします。

コロナ感染の爆発的拡大の中、小中高等学校の新学期が始まろうとしています。10代にさらに感染が広がり、ますます爆発を広げる可能性もあるかと思いますが、文科省は本当に休校措置を取らないのでしょうか?感染しても10代は軽症(2、3日で回復する)という楽観的予測に基づく暴挙にしか思えません。

引き続いて141−150号をアップします。8、9月休み中は頑張ってこのスピードを維持します。

伊方訴訟ニュース第141号

予想外のコンクリートひび割れの進行 伊方1号炉でも一昨年から/2号炉訴訟 原告準備書面 1985年2月8日提出(その2) (四)国側の5~8 km沖合説に対する反論、(五)中央構造線の位置、地質関係と海岸線との関係/内田教授のけなげな抵抗「原子炉は溶けていない」

伊方訴訟ニュース第142号

2号炉第23回公判 「行方不明」のはずの中央構造線を「沖合5~8 km」に遠ざけた安全審査の怪/2号炉訴訟 原告準備書面 −立地条件(四)− 1985年2月8日提出(その2)目次 はじめに (一)二つの音波探査資料 (二)二つの音波探査調査の位置と関係 (三)二つの音波探査調査の結果(結論) (四)一回目の調査の結果は、二回目の調査、即ち、2つの音波探査調査によって明確に「否定」された (五)音波探査の調査結果とは、全く異なる見解=判定を示した二号炉安全専門審査会(報告書) (六)このデタラメ判定を隠すために用いた「オマケ」 (七)一号炉審査と二号炉審査における海底音波探査調査資料=申請書添付資料をめぐる奇妙な相似現象 結論

伊方訴訟ニュース第143号

1号炉訴訟 最高裁に「上告理由書」を提出 原発規制のデタラメな法体系を告発/上告理由書目次 はじめに 第一章 原発の危険性と現行原発規制手続 第二章 現行原発設置規制手続法の違憲 第三章 司法審査の範囲に関する原判決の誤り 第四章 本件安全審査における審査欠如の違法性 第五章 本件許可処分および原判決の違憲・違法 おわりに /上告理由書の概要

伊方訴訟ニュース第144号

また伊方沖で魚介類の大量死 直接原因は赤潮だが伊方発生が主因?/2号炉訴訟原告準備書面 −立地条件(四)− (1985年5月24日提出(その2) 前々号で1985年2月8日提出(その2)とあるのを次のように訂正 1985年5月24日提出(その1))

伊方訴訟ニュース第145号

1号路訴訟高松高裁から訴訟記録が届きいよいよ最高裁での審理始まる/3号路建設を強行 10月4日に第2次ヒアリング/2号炉訴訟 原告準備書面 −立地条件(四)− 1985年5月24日提出(その3)<結論> 釈明を求める事項/魚貝類大量死事件 県の調査グループも「原発はシロ」を撤回

伊方訴訟ニュース第146号

2号炉訴訟第24回公判 潜水艦などとの衝突も予測されるのに危険な使用済燃料輸送の無審査は不当/3号炉 2次ヒアリングを強行/2号炉訴訟 原告準備書面1985年9月27日提出(その1) 一、はじめに 二、仕様済核燃料等の専用輸送船(車輌)は、動く貯蔵庫である。 三、動く貯蔵庫は、民家の軒下をかすめて公道を走り、漁船やフェリーと肩を並べて航行する。 四、本件安全審査では、仕様済核燃料の貯蔵施設や輸送ルートの安全性をどう審査したか。 五、原告の主張 ①輸送の施設(船舶・車輌)も原子炉敷地内の施設も、共に使用済核燃料を貯蔵するものである。 六、原告の主張 ②動く貯蔵庫の輸送ルートは、潜水艦や軍艦まで航行する事故多発の過密ラッシュ海峡である。 七、結論

伊方訴訟ニュース第147号

3号炉2次「公開」ヒアリング おどしとペテンの「儀式」 どっこい住民はへこたれない/2号炉訴訟 原告準備書面 1985年9月27日提出(その2) 求釈明/9月末から各戸に配布された警察署長名のチラシ(反対派が「極左集団」ないしは、その同調者であるかのように思わせる意図)/3号炉2次ヒアリング反対集会における住民の決意表明/伊方原発を告発する住民集会における決議

伊方訴訟ニュース第148号

最高裁審理に備えて 原発訴訟4判決に現れた推進側の矛盾 1 原告適格 原告の居住地域 法律上の利益を有するかどうか 利益保護条項 利益侵害のおそれの主張、立証 段階規制論

伊方訴訟ニュース第149号

会員・読者の皆さんに現地からの年賀状/原発がやってきても過疎は解消しなかった/最高裁審理に備えて 原発訴訟4判決に現れた推進側の矛盾(その2) 2 司法審査のあり方 裁量処分であることの由来 裁判所の判断能力

伊方訴訟ニュース第150号

拝啓 四国電力社長殿 それでも3号炉を作るのですか?/最高裁審理に備えて 原発訴訟4判決に現れた推進側の矛盾(その2) 2 司法審査のあり方(つづき) 裁量処分と認定した根拠 裁量処分の性格 司法審査の方法 立証責任

 

 

 

伊方訴訟ニュース第131号〜第140号(1984年7月〜1985年4月)をアップします。

コロナ禍と大雨の中、皆様お元気でしょうか?このお盆休み中にできる限りのスピードでアップを継続します。チェックなど宜しくお願いします。

伊方訴訟ニュース第131号

伊方原発裁判遅延に抗議する集会 裁判の経過と到達点を確認し高松高裁に抗議の行動//2号炉第20回公判 二つの準備書面で国側を追求し米軍機・自衛隊機飛行コースで論戦/決意表明 伊方原発反対八西連絡協議会 伊方原発一号炉控訴審原告団/抗議ならびに弁論再開要求書 伊方発電所原子炉設置許可処分請求控訴事件 控訴人 広野房一 ほか二十二名

伊方訴訟ニュース第132号

福島原発訴訟判決 「TMI事故の主因は人為ミス」先を越された高松高裁の苦悩(?)/2号炉訴訟 原告準備書面 −「原発の廃水」は自然環境を破壊する−  一、不安にかられて調査を始めた 二、私達の調査は海の放射能汚染を発見した 三、アラメの生態に異常を発見ー「温排水」による被害 四、魚は何故大量に死んだのか? 五、温排水、実は海を汚す元凶である 六、右にかかる資料と釈明を求める事項 /高松抗議集会での発言(前号報告の続き) 妹尾源市さん、荻野補佐人、香川県評事務局長、愛媛地評事務局長、高松支援の会、伊方・東海訴訟を支援する東京の会、関 久子さん

伊方師匠ニュース第133号

2号炉訴訟第20回公判(続報) 国側が安全審査の重大欠陥を自白「米軍・自衛隊機飛行コース把握していない」/2号炉訴訟 原告準備書面(S59年年6月29日提出の第2書面)−放射線障害を起こす恐れのない安全な放射線量がわからないのに、何故放射線障害を起こす恐れがないといえるのか−

伊方訴訟ニュース第134号

福島原発訴訟判決の“ウルトラC” 「TMI事故発生前の安全審査だから」//海、陸で住民呼応して伊方原発への燃料輸送に抗議/日本共産党が伊方原発訴訟弁護団に謝罪/「反原発 四国のよりあい」/「なぜ美しい浜を壊すの」

伊方訴訟ニュース第135号

2号炉第21回公判 住民の言葉で告発する劣悪地盤と「地震の巣」 安全審査と変節科学者のでたらめさを追求/2号炉訴訟 原告準備書面 1984年10月5日提出(その1) 伊方原子力発電所の自然立地条件は最悪である  1. 地すべり山崩れの多発地帯(破砕帯地すべり地域)2. 問題だらけの原子炉施設の岩質、岩盤 3.原子力発電所を含む含む三崎半島の地質は最悪である  4. 一般常識からしても安全性の問題から見ても、原子力発電所のような、今まで人類が経験したことがないほどの危険性がある施設を、、、 /重荷の原発に悩む四電

伊方訴訟ニュース第136号

公正な裁判を要求する住民集会 高松高裁の不当な訴訟進行に抗議 いかなる判決にも動じない決意を表明/2号炉訴訟 原告準備書面 1984年10月5日提出(その2) 目次 (一)地震の巣が何故か安全地帯と変わる錬金術 (二)幻の中央構造線 (三)釈明を要する事項について/公正な原発裁判を要求する決議文

伊方訴訟ニュース第137号

控訴審判決公判「げどう(=高松高裁)、がんご(化け物=原発とその背景の黒い力)に屈す」 何を恐れてか(宮本裁判長は)判決要旨さえ読まずに逃走/最高裁に上告手続/弁論再開申立書(六) 控訴人 川口 寛之 外二十五名/原告準備書面(10)(昭和59年12月13日) 真実は執拗なり −スリーマイル島原発事故の深刻さ一層明白に− 一、全面炉心溶融は迫っていた 二、馬脚をあらわした流出放射能量の公式発表値 三、運転ミスではごまかし切れない真実 /弁護団声明/集会決議/上告状

伊方訴訟ニュース第138号

1号炉訴訟 原告らの上告を最高裁受理 理由書提出期間を6月末まで延期/「控訴審判決(主文と理由)」複製版の活用を/2号炉訴訟 「中央構造線」を消した安全審査のデタラメを追求/2号炉訴訟原告準備書面 1984年10月5日提出(その2)(第136号に続く)(一)地震の巣がなぜか安全地帯と変わる作文の錬金術 /控訴審判決批判/「控訴審不当判決に抗議し、伊方原発反対闘争に連帯する2・2集会」浦和市市民会館

伊方訴訟ニュース第139号

2号炉第22回公判 電力の調査データを住民の知恵で見抜く「中央構造線は伊方原発の直下を通っている」/2号炉訴訟 原告準備書面 1984年10月5日提出(その3)(第138号に続く) (二)幻の中央構造線 −中央構造線の評価なしには審査は成立しない− /控訴審判決批判(2)外道にも劣る裁判勉強しない裁判官の危険性

伊方訴訟ニュース第140号

スリーマイル島原発事故6周年を前に炉心溶融を確認/2号炉訴訟 原告準備書面 1985年2月8日提出(その1) 目次 (一)中央構造線の位置関係及び地質関係 (二)中央構造線を境とする北側(領家帯)と南側(三波川帯)(三)四国南部における中央構造線の説明 (四)国側5~8 km沖合説に対する反論 (五)中央構造線の位置、地質関係と海岸線との関係

伊方訴訟ニュース第121号~130号(1983年9月~1984年6月)をアップします。

伊方訴訟ニュース第121号

控訴審 「セイラム原発事故は安全審査の違法にダメ押し」準備書面を提出し、三度目の弁論再開要求/弁論再開申立書申立書(3)/準備書面(七)

伊方訴訟ニュース第122号

2号炉第17回公判 「伊方原子炉の燃料棒は欠陥品である」原告住民側の本格的追求始まる/準備書面(原告)/本件原子炉で使用される燃料棒は欠陥品である/一、燃料棒こそ危険の源/二、原告の基本的な主張/三、被告の主張/四、事実が示す被告主張の誤り/五、結論/またまた伊方原発沖に多数の死魚/

伊方訴訟ニュース第123号

控訴審 強引に結審したものの判決書けぬ高松高裁 住民側は四度目の弁論再開要求と許可処分の効力停止の早期決定要求を提出/準備書面(八)

伊方訴訟ニュース第124号

川口寛之さん逝く/2号炉訴訟第18回公判 原告住民側の追求続く「TMI事故は国側主張のデタラメを打ち砕いた」/2号炉訴訟原告側準備書面 目次 一、ついに、伊方二号炉そのものが事故を起こした。しかし、被告は何の対策もできない。二、運転再開四日後にタービン軸異常振動で、運転停止。そして、ようやくの再開直後又しても事故。それは、絶対にあってはならない一次冷却水中への放射能漏れ事故だった。三、現実に二号炉で起きた放射能漏れ事故によって、被告の主張は虚構の机上作文であることが、明白に証明された。燃料棒の健全性を保つという安全審査の下した結論は、事実に反していた。又、四国電力には技術的能力も経営運転能力もない。被告も右事実を博することも、監督する判断力もなかった。四、伊方町長も「ピンホールの問題が度々起こるのは残念。今後、核燃料棒の改良などを国へ要望していきたい」と言明す。

伊方訴訟ニュース第125号

新年のご挨拶/故川口会長を偲んで/2号炉訴訟 原告準備書面(1983年12月9日提出)目次はじめに (一) (二)TMI二号炉事故に対するこれまでの原告の指摘主張と、被告のおそまつ限りないTMI関連準備書面について (三)被告準備書面(九)のズサンさ、デタラメさを暴く/原発に不安は84%(地元の新聞(南海日日)から/原発の町=サラ金地獄/平バエの自然はどこに

伊方訴訟ニュース第126号

控訴審 判決は3月も無理? 住民側は五度目の弁論再開要求と準備書面(地震に関する主張)とを提出/控訴審準備書面(九)一、序 二、非控訴人の加速度値推定の根拠 三、非控訴人の推定の不合理・不当性 四、最大加速度値算定の不合理性等/弁論再開申立書(五)

伊方訴訟ニュース第127号

控訴審 判決の異常な遅れ続く 再三の弁論再開要求にも高松高裁黙したまま/控訴審の(現在までの)経過

伊方訴訟ニュース第128号

2号炉第19回公判 住民側が準備書面を提出して国側を追求 「トイレットなしマンションは違法」「航空機墜落の危険は迫っている」/2号炉訴訟 原告準備書面 −「トイレットなしマンション」は違法である−(昭和59年3月23日提出)一、序 二、原子炉を運転すれば必ず放射性廃棄物はできる 三、法律は設置許可申請者の四国電力に、固体放射性廃棄物の「処分」について、何を義務づけ、四国電力はそれを守ったか? 四、本件安全審査では固体放射性廃棄物の「処分」をどう審査したか 五、原告の主張 六、被告は答えることができない 七、伊方1号炉訴訟の一審判決も違法性を認めている 八、「トイレットなしマンション」の深刻な「ふんづまり」 九、結論 /伊方1号炉 また蒸気発生器細管にヒビ

伊方訴訟ニュース第129号

『時間の空費は許せない』住民代表が高松高裁に出向く 宮本裁判長は合わず要望書を提出/要望書/2号炉訴訟 原告準備書面(昭和59年3月23日提出)−航空機墜落の危険は迫っている− 目次 (一)これでも航空機による危険が無いといえるか (二)国は原告住民らをだまし、航空機による危険を無視してきた (三)戦争にならずとも、今日すでに危険がいっぱいある (四)右にかかる資料と釈明を求める事項

伊方訴訟ニュース第130号

「裁判の遅延は許せない」八西協が高松で抗議集会を計画/「NRCは避難計画の有効性を審査せよ」米連邦高裁が画期的判決

伊方訴訟ニュース111号〜120号(1982年11月~1983年8月)をアップします。

111〜120号をアップします。控訴審が進行し、一連の大部の公判記録が終了しつつあるため頁数が減少して今回から大量アップが可能になります。

伊方訴訟ニュース第111号

原告らの奮斗に国側も裁判所もたじたじ/控訴審証言記録21 海老沢 徹証人(原告側)の再主尋問(その2)(第21回公判 1982年5月22日) 予期しない事態の発生こそ運転員混乱の原因/原子炉高温側配管の温度計も?を/以下反対尋問 NRCに罰金を支払った?/岡本・瀬尾論争/伊方原発3号炉公開ヒアリング阻止のご要請

伊方訴訟ニュース第112号

控訴審公判 3月4日に再開/伊方3号炉 ”戒厳令”下の「公開ヒアリング」/資料 非控訴人(被告)準備書面(七) 一 TMI事故の経過の概要/ 二 TMI事故の決定的要因 /決意表明/伊方原発周辺海域調査結果 海藻の生育阻害され、コバルト60を検出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊方訴訟ニュース第113号

新年を迎えて –伊方原発反対八西連絡協議会の皆さんから– 謹賀新年/今年はビッグニュースを/今後も海洋汚染調査を/今までに無い迫力で裁判闘争を/本年も一層奮闘を/資料 –早期結審を求める被告国側の意見書– /「安い原子力」???

伊方訴訟ニュース第114号

2号炉第15回公判 住民側が国と裁判所に厳しく抗議 予定した書面の提出、陳述も取りやめ/被告国側意見書/愛媛君知事選挙 やっと四選果たした白石知事 八西の「反原発票」に青い顔/控訴審第22回公判 3月4日(金)午前10時30分 高松高裁6回大法廷

伊方訴訟ニュース第115号

控訴審第22回公判 暴力的な結審宣告 正論に脅え逃走する裁判官/控訴審(原告)準備書面(六)/はじめに 第一 TMI事故と破綻する被告の弥縫策 一、被告の責任逃れと主張の変遷 二、安全審査と運転管理 三、安全審査と技術的能力 四、安全審査と誤判断・誤操作 第二 TMI事故の原因は運転員の誤判断・誤操作ではない 一、TMI事故の原因は運転員の誤判断・誤操作であるとするのは、被告の独自の見解である。 二、TMI事故は原子炉の設計思想そのものの欠陥を突くものであった。三、TMI事故は運転員の誤判断・誤操作によるとする被告主張の具体的誤り 第三 TMI事故と本件許可処分の違法性 一、はじめに 二、杜撰な「原子炉安全設計審査指針」 三、安全設計審査の違法の具体的内容 第四 まとめ

伊方訴訟ニュース第116号

控訴審 高松高裁「忌避申立」も却下 原告住民側直ちに特別抗告/忌避申立理由書/決定(却下)/八幡浜での抗議集会

伊方訴訟ニュース第117号

控訴審 最高裁に「特別抗告理由書」を提出/電気が余り3号路の着工・運開を延期/特別抗告理由書

伊方訴訟ニュース第118号

控訴審 最高裁特別抗告を却下 宮本勝美裁判長らの忌避申立却下確定/2号炉第16回公判 やる気を示す新裁判長 しぶる被告国側に釈明を促す/決定(抗告却下)/「地下水がよみがえった!」「「保内町水を守る会」の運動実る

伊方訴訟ニュース第119号

控訴審 高松高裁に弁論再開を要求/弁論再開申立書/各地で抗議と弁論再開要求の署名/裁判長殿よく読んで下さい 「TMI事故の原因に誤操作は何一つなかった」/2号炉 ヨー素漏れのまま運転を強行

伊方訴訟ニュース第120号

控訴審 再度弁論再開を要求/弁論再開申立書申立書(2)/八西の住民ら 燃料棒損傷の2号炉運転強行に抗議/暖かいちゃんちゃんこ –畑山みつ子さんを悼む–/地震と原発 秋田沖「日本海中部地震」による問題提起

 

伊方訴訟ニュース第106~110号(1982年6月~10月)をアップします。

予告通りアップのスピードを少し上げます。これからは公判記録が減るので、さらに加速できる予定です。

伊方訴訟ニュース第106号

控訴審第21回公判 住民側:最優先8証人の必要性を主張 国側:「速やかな審理終結を」 裁判所:公判3日後に「文書提出申立」を却下/控訴審証言記録16 佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その7)及び再主尋問とそれへの反対尋問 第17回公判(1981年12月26日)及び第18回公判(1982年1月22日)/責任は回避しないが詳細知らぬ/数10倍のデータの違いも初めて知った/退避勧告についての報告書の記載は悪い/目安線量を越す放射能が出ても安全審査は別/マン・マシン・インターフェースについても記録の有無は知らぬが審査していた/被告国側の再主尋問/TMI事故を決定付けた要因は運転ミス/「基本設計」の境界を明快に言うのは困難/フールプルーフでないが誤操作防止対策あり/再反対尋問/事故状態で測定できなくとも不正常と言えぬ/「基本設計」=安全審査の対象も変わり得る/控訴審第22回公判 6月25日(金)午前10時30分 高松高裁6回大法廷 内容未定。住民側が最高裁に特別抗告をしたため、開廷の見込みも流動的。

伊方訴訟ニュース第107号

不当な高裁決定に最高裁に特別抗告 決定出るまで控訴審は休廷/控訴審証言記録17 佐藤一男証人(被告側)の再反対尋問(その2)及び海老沢 徹証人(原告側)の主尋問(その1) 第18回公判(1982年1月22日)及び第19回公判(1982年2月26日)/「基本設計」と「安全確保」との関係は/NRCもロカに気付かなかったのは確か/「運転員のミス」は決定的だが強調しない/「基本設計」を定義した文献は無い/敦賀の放射能洩れは「詳細設計」の責任/「運転員の責任」にわい小化できないが・・/「どんな誤操作に関しても安全」と言えぬ/海老沢 徹証人の主尋問/我が国の実験(ローザII)も炉心冷却に失敗/ECCS の作動で圧力容器破断の恐れも/「絶対起こらない」二次給水の停止が現実に/TMI後は安全審査も小LOCAを/特別抗告申立書/特別抗告理由書/2号炉第12回公判 さすがの裁判長もア然 国側発言「2号炉特有の問題に限れ」に/2号炉第13回公判 8月25日(水)午前10時 松山地裁大法廷 原告住民側からの釈明が続く予定。国側は、高松高裁での1号炉控訴審早期打切りの動きと連動して、本人訴訟の原告らに対し、高飛車な姿勢を強めてきている。しかし原告らは、あくまで「分かり易い裁判」を要求し、腰を下ろして、じっくりと取り組む構えで奮斗している。支援傍聴を!

伊方訴訟ニュース第108号

交際決定は重要な証拠を無視 最高裁に「理由補充書」を提出/共産党などに対する損害賠償請求訴訟に判決 伊方弁護団に対する誹謗と中傷を償え/控訴審証言記録18 海老沢 徹証人(原告側)の主尋問(その2)(第19回公判 1982年2月26日)/ギネ原発事故が示す蒸気発生器事故の重大さ/TMI事故で燃料被覆管破裂の重大さ明白に/TMI事故ではECCSは無効だった/どのように事故の筋書と違っていったのか/ECCSも運転員の操作を必要とする/ECCSの流量を絞ったのは当然の処置/ECCS操作の筋書と違ったのは何故か/運転員だけでなく手順書もNRCも/原子炉水位計の無いことが根本問題/想定された筋書は至る所で破綻した/伊方でも同じような事態が起こったであろう/特別抗告理由補充書

伊方訴訟ニュース第109号

2号炉第13回公判 たまりかねた裁判長が抵抗する国側に釈明命令/控訴審証言記録19 海老沢 徹証人(原告側)主尋問(その2)と反対尋問(その1) 第18回公判81982年2月26日)及び第20回公判(1982年4月23日)/TMI事故は特殊な例ではない/安全審査での事故対策評価を根本的に見直せ/原子炉緊急停止時の加圧器水位低下は同じ/加圧器逃し弁の構造の差も本質的でない/「6名の運転員のミス」など無い/佐藤証人は手順書を読み違えている/運転員はなぜ原子炉に水があると判断したか/ECCSが無効だったのに収束したのは偶然/元弁閉→炉心溶融回避も偶然/ECCS注入も偶然の加圧器水位低下/最後のカケの一次冷却材ポンプ運転/軽率な発言「あんなにやられてもあの程度」/「52項目提言」は抽象的で不十分/ECCS評価の見直しも無意味/都合悪い点を排除した結論は無効/反対尋問/「ECCSに関する学術論文ありますか」/「TMI事故検討に用いた資料は?」/事故前には緊急手順書違反あった//2号炉第14回公判 10月20日(水)午前10時 松山地裁大法廷 原告住民側から被告国側に対する釈明が続く予定。国側は、住民側の釈明に対し、「釈明の限りでない」とか「釈明の要なし」と、鼻であしらう姿勢を強めてきており、その強引さは、裁判官をさえ戸惑わせている。「分り易い裁判」の実現を目指して奮斗を続ける原告、住民らに、一層の支援を!

伊方訴訟ニュース第110号

最高裁特別抗告を却下 控訴審文書提出命令申立て/控訴審証言記録20 海老沢 徹証人(原告側) 反対尋問(その2)(第20回公判 1982年4月28日)と再主尋問(第21回公判 1982年5月28日)/「ECCS緊急手順書違反」はNRCの誤り/逃し弁温度をどう判断していたか/元弁を閉じるより運転を停止すべきだった/「ドレンタンクの状況確認」も結果論/なぜ運転員は温度計を信用しなかったか/キャビテーションはLOCAを意味しない/LOCAを示す情報は豊富だったが実際は/アラームの数も問題だが質も/ECCSが役立たなかったのは設計の問題/WH型とB&W型に本質的な差はない/伊方の余熱除去系や空気系の詳細公表されず/「収束過程も偶然」の主張は正しい/再主尋問/「NRCの罰金は不当」の根拠/手順書の不備こそ中心問題/元弁を閉じていなかったのは会社の方針/水位計の振り切れがLOCAを示すとは誰も/伊方3号炉「公開ヒアリング」強行/2号炉第14回公判 10月20日(水)午前10時より 松山地裁大法廷 「分り易い裁判」を目指し、釈明要求を続ける住民原告団を支援しよう。