伊方訴訟ニュース第141号〜第150号(1985年5月〜1986年2月)をアップします。

コロナ感染の爆発的拡大の中、小中高等学校の新学期が始まろうとしています。10代にさらに感染が広がり、ますます爆発を広げる可能性もあるかと思いますが、文科省は本当に休校措置を取らないのでしょうか?感染しても10代は軽症(2、3日で回復する)という楽観的予測に基づく暴挙にしか思えません。

引き続いて141−150号をアップします。8、9月休み中は頑張ってこのスピードを維持します。

伊方訴訟ニュース第141号

予想外のコンクリートひび割れの進行 伊方1号炉でも一昨年から/2号炉訴訟 原告準備書面 1985年2月8日提出(その2) (四)国側の5~8 km沖合説に対する反論、(五)中央構造線の位置、地質関係と海岸線との関係/内田教授のけなげな抵抗「原子炉は溶けていない」

伊方訴訟ニュース第142号

2号炉第23回公判 「行方不明」のはずの中央構造線を「沖合5~8 km」に遠ざけた安全審査の怪/2号炉訴訟 原告準備書面 −立地条件(四)− 1985年2月8日提出(その2)目次 はじめに (一)二つの音波探査資料 (二)二つの音波探査調査の位置と関係 (三)二つの音波探査調査の結果(結論) (四)一回目の調査の結果は、二回目の調査、即ち、2つの音波探査調査によって明確に「否定」された (五)音波探査の調査結果とは、全く異なる見解=判定を示した二号炉安全専門審査会(報告書) (六)このデタラメ判定を隠すために用いた「オマケ」 (七)一号炉審査と二号炉審査における海底音波探査調査資料=申請書添付資料をめぐる奇妙な相似現象 結論

伊方訴訟ニュース第143号

1号炉訴訟 最高裁に「上告理由書」を提出 原発規制のデタラメな法体系を告発/上告理由書目次 はじめに 第一章 原発の危険性と現行原発規制手続 第二章 現行原発設置規制手続法の違憲 第三章 司法審査の範囲に関する原判決の誤り 第四章 本件安全審査における審査欠如の違法性 第五章 本件許可処分および原判決の違憲・違法 おわりに /上告理由書の概要

伊方訴訟ニュース第144号

また伊方沖で魚介類の大量死 直接原因は赤潮だが伊方発生が主因?/2号炉訴訟原告準備書面 −立地条件(四)− (1985年5月24日提出(その2) 前々号で1985年2月8日提出(その2)とあるのを次のように訂正 1985年5月24日提出(その1))

伊方訴訟ニュース第145号

1号路訴訟高松高裁から訴訟記録が届きいよいよ最高裁での審理始まる/3号路建設を強行 10月4日に第2次ヒアリング/2号炉訴訟 原告準備書面 −立地条件(四)− 1985年5月24日提出(その3)<結論> 釈明を求める事項/魚貝類大量死事件 県の調査グループも「原発はシロ」を撤回

伊方訴訟ニュース第146号

2号炉訴訟第24回公判 潜水艦などとの衝突も予測されるのに危険な使用済燃料輸送の無審査は不当/3号炉 2次ヒアリングを強行/2号炉訴訟 原告準備書面1985年9月27日提出(その1) 一、はじめに 二、仕様済核燃料等の専用輸送船(車輌)は、動く貯蔵庫である。 三、動く貯蔵庫は、民家の軒下をかすめて公道を走り、漁船やフェリーと肩を並べて航行する。 四、本件安全審査では、仕様済核燃料の貯蔵施設や輸送ルートの安全性をどう審査したか。 五、原告の主張 ①輸送の施設(船舶・車輌)も原子炉敷地内の施設も、共に使用済核燃料を貯蔵するものである。 六、原告の主張 ②動く貯蔵庫の輸送ルートは、潜水艦や軍艦まで航行する事故多発の過密ラッシュ海峡である。 七、結論

伊方訴訟ニュース第147号

3号炉2次「公開」ヒアリング おどしとペテンの「儀式」 どっこい住民はへこたれない/2号炉訴訟 原告準備書面 1985年9月27日提出(その2) 求釈明/9月末から各戸に配布された警察署長名のチラシ(反対派が「極左集団」ないしは、その同調者であるかのように思わせる意図)/3号炉2次ヒアリング反対集会における住民の決意表明/伊方原発を告発する住民集会における決議

伊方訴訟ニュース第148号

最高裁審理に備えて 原発訴訟4判決に現れた推進側の矛盾 1 原告適格 原告の居住地域 法律上の利益を有するかどうか 利益保護条項 利益侵害のおそれの主張、立証 段階規制論

伊方訴訟ニュース第149号

会員・読者の皆さんに現地からの年賀状/原発がやってきても過疎は解消しなかった/最高裁審理に備えて 原発訴訟4判決に現れた推進側の矛盾(その2) 2 司法審査のあり方 裁量処分であることの由来 裁判所の判断能力

伊方訴訟ニュース第150号

拝啓 四国電力社長殿 それでも3号炉を作るのですか?/最高裁審理に備えて 原発訴訟4判決に現れた推進側の矛盾(その2) 2 司法審査のあり方(つづき) 裁量処分と認定した根拠 裁量処分の性格 司法審査の方法 立証責任

 

 

 

伊方訴訟ニュース第131号〜第140号(1984年7月〜1985年4月)をアップします。

コロナ禍と大雨の中、皆様お元気でしょうか?このお盆休み中にできる限りのスピードでアップを継続します。チェックなど宜しくお願いします。

伊方訴訟ニュース第131号

伊方原発裁判遅延に抗議する集会 裁判の経過と到達点を確認し高松高裁に抗議の行動//2号炉第20回公判 二つの準備書面で国側を追求し米軍機・自衛隊機飛行コースで論戦/決意表明 伊方原発反対八西連絡協議会 伊方原発一号炉控訴審原告団/抗議ならびに弁論再開要求書 伊方発電所原子炉設置許可処分請求控訴事件 控訴人 広野房一 ほか二十二名

伊方訴訟ニュース第132号

福島原発訴訟判決 「TMI事故の主因は人為ミス」先を越された高松高裁の苦悩(?)/2号炉訴訟 原告準備書面 −「原発の廃水」は自然環境を破壊する−  一、不安にかられて調査を始めた 二、私達の調査は海の放射能汚染を発見した 三、アラメの生態に異常を発見ー「温排水」による被害 四、魚は何故大量に死んだのか? 五、温排水、実は海を汚す元凶である 六、右にかかる資料と釈明を求める事項 /高松抗議集会での発言(前号報告の続き) 妹尾源市さん、荻野補佐人、香川県評事務局長、愛媛地評事務局長、高松支援の会、伊方・東海訴訟を支援する東京の会、関 久子さん

伊方師匠ニュース第133号

2号炉訴訟第20回公判(続報) 国側が安全審査の重大欠陥を自白「米軍・自衛隊機飛行コース把握していない」/2号炉訴訟 原告準備書面(S59年年6月29日提出の第2書面)−放射線障害を起こす恐れのない安全な放射線量がわからないのに、何故放射線障害を起こす恐れがないといえるのか−

伊方訴訟ニュース第134号

福島原発訴訟判決の“ウルトラC” 「TMI事故発生前の安全審査だから」//海、陸で住民呼応して伊方原発への燃料輸送に抗議/日本共産党が伊方原発訴訟弁護団に謝罪/「反原発 四国のよりあい」/「なぜ美しい浜を壊すの」

伊方訴訟ニュース第135号

2号炉第21回公判 住民の言葉で告発する劣悪地盤と「地震の巣」 安全審査と変節科学者のでたらめさを追求/2号炉訴訟 原告準備書面 1984年10月5日提出(その1) 伊方原子力発電所の自然立地条件は最悪である  1. 地すべり山崩れの多発地帯(破砕帯地すべり地域)2. 問題だらけの原子炉施設の岩質、岩盤 3.原子力発電所を含む含む三崎半島の地質は最悪である  4. 一般常識からしても安全性の問題から見ても、原子力発電所のような、今まで人類が経験したことがないほどの危険性がある施設を、、、 /重荷の原発に悩む四電

伊方訴訟ニュース第136号

公正な裁判を要求する住民集会 高松高裁の不当な訴訟進行に抗議 いかなる判決にも動じない決意を表明/2号炉訴訟 原告準備書面 1984年10月5日提出(その2) 目次 (一)地震の巣が何故か安全地帯と変わる錬金術 (二)幻の中央構造線 (三)釈明を要する事項について/公正な原発裁判を要求する決議文

伊方訴訟ニュース第137号

控訴審判決公判「げどう(=高松高裁)、がんご(化け物=原発とその背景の黒い力)に屈す」 何を恐れてか(宮本裁判長は)判決要旨さえ読まずに逃走/最高裁に上告手続/弁論再開申立書(六) 控訴人 川口 寛之 外二十五名/原告準備書面(10)(昭和59年12月13日) 真実は執拗なり −スリーマイル島原発事故の深刻さ一層明白に− 一、全面炉心溶融は迫っていた 二、馬脚をあらわした流出放射能量の公式発表値 三、運転ミスではごまかし切れない真実 /弁護団声明/集会決議/上告状

伊方訴訟ニュース第138号

1号炉訴訟 原告らの上告を最高裁受理 理由書提出期間を6月末まで延期/「控訴審判決(主文と理由)」複製版の活用を/2号炉訴訟 「中央構造線」を消した安全審査のデタラメを追求/2号炉訴訟原告準備書面 1984年10月5日提出(その2)(第136号に続く)(一)地震の巣がなぜか安全地帯と変わる作文の錬金術 /控訴審判決批判/「控訴審不当判決に抗議し、伊方原発反対闘争に連帯する2・2集会」浦和市市民会館

伊方訴訟ニュース第139号

2号炉第22回公判 電力の調査データを住民の知恵で見抜く「中央構造線は伊方原発の直下を通っている」/2号炉訴訟 原告準備書面 1984年10月5日提出(その3)(第138号に続く) (二)幻の中央構造線 −中央構造線の評価なしには審査は成立しない− /控訴審判決批判(2)外道にも劣る裁判勉強しない裁判官の危険性

伊方訴訟ニュース第140号

スリーマイル島原発事故6周年を前に炉心溶融を確認/2号炉訴訟 原告準備書面 1985年2月8日提出(その1) 目次 (一)中央構造線の位置関係及び地質関係 (二)中央構造線を境とする北側(領家帯)と南側(三波川帯)(三)四国南部における中央構造線の説明 (四)国側5~8 km沖合説に対する反論 (五)中央構造線の位置、地質関係と海岸線との関係

伊方訴訟ニュース第121号~130号(1983年9月~1984年6月)をアップします。

伊方訴訟ニュース第121号

控訴審 「セイラム原発事故は安全審査の違法にダメ押し」準備書面を提出し、三度目の弁論再開要求/弁論再開申立書申立書(3)/準備書面(七)

伊方訴訟ニュース第122号

2号炉第17回公判 「伊方原子炉の燃料棒は欠陥品である」原告住民側の本格的追求始まる/準備書面(原告)/本件原子炉で使用される燃料棒は欠陥品である/一、燃料棒こそ危険の源/二、原告の基本的な主張/三、被告の主張/四、事実が示す被告主張の誤り/五、結論/またまた伊方原発沖に多数の死魚/

伊方訴訟ニュース第123号

控訴審 強引に結審したものの判決書けぬ高松高裁 住民側は四度目の弁論再開要求と許可処分の効力停止の早期決定要求を提出/準備書面(八)

伊方訴訟ニュース第124号

川口寛之さん逝く/2号炉訴訟第18回公判 原告住民側の追求続く「TMI事故は国側主張のデタラメを打ち砕いた」/2号炉訴訟原告側準備書面 目次 一、ついに、伊方二号炉そのものが事故を起こした。しかし、被告は何の対策もできない。二、運転再開四日後にタービン軸異常振動で、運転停止。そして、ようやくの再開直後又しても事故。それは、絶対にあってはならない一次冷却水中への放射能漏れ事故だった。三、現実に二号炉で起きた放射能漏れ事故によって、被告の主張は虚構の机上作文であることが、明白に証明された。燃料棒の健全性を保つという安全審査の下した結論は、事実に反していた。又、四国電力には技術的能力も経営運転能力もない。被告も右事実を博することも、監督する判断力もなかった。四、伊方町長も「ピンホールの問題が度々起こるのは残念。今後、核燃料棒の改良などを国へ要望していきたい」と言明す。

伊方訴訟ニュース第125号

新年のご挨拶/故川口会長を偲んで/2号炉訴訟 原告準備書面(1983年12月9日提出)目次はじめに (一) (二)TMI二号炉事故に対するこれまでの原告の指摘主張と、被告のおそまつ限りないTMI関連準備書面について (三)被告準備書面(九)のズサンさ、デタラメさを暴く/原発に不安は84%(地元の新聞(南海日日)から/原発の町=サラ金地獄/平バエの自然はどこに

伊方訴訟ニュース第126号

控訴審 判決は3月も無理? 住民側は五度目の弁論再開要求と準備書面(地震に関する主張)とを提出/控訴審準備書面(九)一、序 二、非控訴人の加速度値推定の根拠 三、非控訴人の推定の不合理・不当性 四、最大加速度値算定の不合理性等/弁論再開申立書(五)

伊方訴訟ニュース第127号

控訴審 判決の異常な遅れ続く 再三の弁論再開要求にも高松高裁黙したまま/控訴審の(現在までの)経過

伊方訴訟ニュース第128号

2号炉第19回公判 住民側が準備書面を提出して国側を追求 「トイレットなしマンションは違法」「航空機墜落の危険は迫っている」/2号炉訴訟 原告準備書面 −「トイレットなしマンション」は違法である−(昭和59年3月23日提出)一、序 二、原子炉を運転すれば必ず放射性廃棄物はできる 三、法律は設置許可申請者の四国電力に、固体放射性廃棄物の「処分」について、何を義務づけ、四国電力はそれを守ったか? 四、本件安全審査では固体放射性廃棄物の「処分」をどう審査したか 五、原告の主張 六、被告は答えることができない 七、伊方1号炉訴訟の一審判決も違法性を認めている 八、「トイレットなしマンション」の深刻な「ふんづまり」 九、結論 /伊方1号炉 また蒸気発生器細管にヒビ

伊方訴訟ニュース第129号

『時間の空費は許せない』住民代表が高松高裁に出向く 宮本裁判長は合わず要望書を提出/要望書/2号炉訴訟 原告準備書面(昭和59年3月23日提出)−航空機墜落の危険は迫っている− 目次 (一)これでも航空機による危険が無いといえるか (二)国は原告住民らをだまし、航空機による危険を無視してきた (三)戦争にならずとも、今日すでに危険がいっぱいある (四)右にかかる資料と釈明を求める事項

伊方訴訟ニュース第130号

「裁判の遅延は許せない」八西協が高松で抗議集会を計画/「NRCは避難計画の有効性を審査せよ」米連邦高裁が画期的判決

伊方訴訟ニュース111号〜120号(1982年11月~1983年8月)をアップします。

111〜120号をアップします。控訴審が進行し、一連の大部の公判記録が終了しつつあるため頁数が減少して今回から大量アップが可能になります。

伊方訴訟ニュース第111号

原告らの奮斗に国側も裁判所もたじたじ/控訴審証言記録21 海老沢 徹証人(原告側)の再主尋問(その2)(第21回公判 1982年5月22日) 予期しない事態の発生こそ運転員混乱の原因/原子炉高温側配管の温度計も?を/以下反対尋問 NRCに罰金を支払った?/岡本・瀬尾論争/伊方原発3号炉公開ヒアリング阻止のご要請

伊方訴訟ニュース第112号

控訴審公判 3月4日に再開/伊方3号炉 ”戒厳令”下の「公開ヒアリング」/資料 非控訴人(被告)準備書面(七) 一 TMI事故の経過の概要/ 二 TMI事故の決定的要因 /決意表明/伊方原発周辺海域調査結果 海藻の生育阻害され、コバルト60を検出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊方訴訟ニュース第113号

新年を迎えて –伊方原発反対八西連絡協議会の皆さんから– 謹賀新年/今年はビッグニュースを/今後も海洋汚染調査を/今までに無い迫力で裁判闘争を/本年も一層奮闘を/資料 –早期結審を求める被告国側の意見書– /「安い原子力」???

伊方訴訟ニュース第114号

2号炉第15回公判 住民側が国と裁判所に厳しく抗議 予定した書面の提出、陳述も取りやめ/被告国側意見書/愛媛君知事選挙 やっと四選果たした白石知事 八西の「反原発票」に青い顔/控訴審第22回公判 3月4日(金)午前10時30分 高松高裁6回大法廷

伊方訴訟ニュース第115号

控訴審第22回公判 暴力的な結審宣告 正論に脅え逃走する裁判官/控訴審(原告)準備書面(六)/はじめに 第一 TMI事故と破綻する被告の弥縫策 一、被告の責任逃れと主張の変遷 二、安全審査と運転管理 三、安全審査と技術的能力 四、安全審査と誤判断・誤操作 第二 TMI事故の原因は運転員の誤判断・誤操作ではない 一、TMI事故の原因は運転員の誤判断・誤操作であるとするのは、被告の独自の見解である。 二、TMI事故は原子炉の設計思想そのものの欠陥を突くものであった。三、TMI事故は運転員の誤判断・誤操作によるとする被告主張の具体的誤り 第三 TMI事故と本件許可処分の違法性 一、はじめに 二、杜撰な「原子炉安全設計審査指針」 三、安全設計審査の違法の具体的内容 第四 まとめ

伊方訴訟ニュース第116号

控訴審 高松高裁「忌避申立」も却下 原告住民側直ちに特別抗告/忌避申立理由書/決定(却下)/八幡浜での抗議集会

伊方訴訟ニュース第117号

控訴審 最高裁に「特別抗告理由書」を提出/電気が余り3号路の着工・運開を延期/特別抗告理由書

伊方訴訟ニュース第118号

控訴審 最高裁特別抗告を却下 宮本勝美裁判長らの忌避申立却下確定/2号炉第16回公判 やる気を示す新裁判長 しぶる被告国側に釈明を促す/決定(抗告却下)/「地下水がよみがえった!」「「保内町水を守る会」の運動実る

伊方訴訟ニュース第119号

控訴審 高松高裁に弁論再開を要求/弁論再開申立書/各地で抗議と弁論再開要求の署名/裁判長殿よく読んで下さい 「TMI事故の原因に誤操作は何一つなかった」/2号炉 ヨー素漏れのまま運転を強行

伊方訴訟ニュース第120号

控訴審 再度弁論再開を要求/弁論再開申立書申立書(2)/八西の住民ら 燃料棒損傷の2号炉運転強行に抗議/暖かいちゃんちゃんこ –畑山みつ子さんを悼む–/地震と原発 秋田沖「日本海中部地震」による問題提起

 

伊方訴訟ニュース第106~110号(1982年6月~10月)をアップします。

予告通りアップのスピードを少し上げます。これからは公判記録が減るので、さらに加速できる予定です。

伊方訴訟ニュース第106号

控訴審第21回公判 住民側:最優先8証人の必要性を主張 国側:「速やかな審理終結を」 裁判所:公判3日後に「文書提出申立」を却下/控訴審証言記録16 佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その7)及び再主尋問とそれへの反対尋問 第17回公判(1981年12月26日)及び第18回公判(1982年1月22日)/責任は回避しないが詳細知らぬ/数10倍のデータの違いも初めて知った/退避勧告についての報告書の記載は悪い/目安線量を越す放射能が出ても安全審査は別/マン・マシン・インターフェースについても記録の有無は知らぬが審査していた/被告国側の再主尋問/TMI事故を決定付けた要因は運転ミス/「基本設計」の境界を明快に言うのは困難/フールプルーフでないが誤操作防止対策あり/再反対尋問/事故状態で測定できなくとも不正常と言えぬ/「基本設計」=安全審査の対象も変わり得る/控訴審第22回公判 6月25日(金)午前10時30分 高松高裁6回大法廷 内容未定。住民側が最高裁に特別抗告をしたため、開廷の見込みも流動的。

伊方訴訟ニュース第107号

不当な高裁決定に最高裁に特別抗告 決定出るまで控訴審は休廷/控訴審証言記録17 佐藤一男証人(被告側)の再反対尋問(その2)及び海老沢 徹証人(原告側)の主尋問(その1) 第18回公判(1982年1月22日)及び第19回公判(1982年2月26日)/「基本設計」と「安全確保」との関係は/NRCもロカに気付かなかったのは確か/「運転員のミス」は決定的だが強調しない/「基本設計」を定義した文献は無い/敦賀の放射能洩れは「詳細設計」の責任/「運転員の責任」にわい小化できないが・・/「どんな誤操作に関しても安全」と言えぬ/海老沢 徹証人の主尋問/我が国の実験(ローザII)も炉心冷却に失敗/ECCS の作動で圧力容器破断の恐れも/「絶対起こらない」二次給水の停止が現実に/TMI後は安全審査も小LOCAを/特別抗告申立書/特別抗告理由書/2号炉第12回公判 さすがの裁判長もア然 国側発言「2号炉特有の問題に限れ」に/2号炉第13回公判 8月25日(水)午前10時 松山地裁大法廷 原告住民側からの釈明が続く予定。国側は、高松高裁での1号炉控訴審早期打切りの動きと連動して、本人訴訟の原告らに対し、高飛車な姿勢を強めてきている。しかし原告らは、あくまで「分かり易い裁判」を要求し、腰を下ろして、じっくりと取り組む構えで奮斗している。支援傍聴を!

伊方訴訟ニュース第108号

交際決定は重要な証拠を無視 最高裁に「理由補充書」を提出/共産党などに対する損害賠償請求訴訟に判決 伊方弁護団に対する誹謗と中傷を償え/控訴審証言記録18 海老沢 徹証人(原告側)の主尋問(その2)(第19回公判 1982年2月26日)/ギネ原発事故が示す蒸気発生器事故の重大さ/TMI事故で燃料被覆管破裂の重大さ明白に/TMI事故ではECCSは無効だった/どのように事故の筋書と違っていったのか/ECCSも運転員の操作を必要とする/ECCSの流量を絞ったのは当然の処置/ECCS操作の筋書と違ったのは何故か/運転員だけでなく手順書もNRCも/原子炉水位計の無いことが根本問題/想定された筋書は至る所で破綻した/伊方でも同じような事態が起こったであろう/特別抗告理由補充書

伊方訴訟ニュース第109号

2号炉第13回公判 たまりかねた裁判長が抵抗する国側に釈明命令/控訴審証言記録19 海老沢 徹証人(原告側)主尋問(その2)と反対尋問(その1) 第18回公判81982年2月26日)及び第20回公判(1982年4月23日)/TMI事故は特殊な例ではない/安全審査での事故対策評価を根本的に見直せ/原子炉緊急停止時の加圧器水位低下は同じ/加圧器逃し弁の構造の差も本質的でない/「6名の運転員のミス」など無い/佐藤証人は手順書を読み違えている/運転員はなぜ原子炉に水があると判断したか/ECCSが無効だったのに収束したのは偶然/元弁閉→炉心溶融回避も偶然/ECCS注入も偶然の加圧器水位低下/最後のカケの一次冷却材ポンプ運転/軽率な発言「あんなにやられてもあの程度」/「52項目提言」は抽象的で不十分/ECCS評価の見直しも無意味/都合悪い点を排除した結論は無効/反対尋問/「ECCSに関する学術論文ありますか」/「TMI事故検討に用いた資料は?」/事故前には緊急手順書違反あった//2号炉第14回公判 10月20日(水)午前10時 松山地裁大法廷 原告住民側から被告国側に対する釈明が続く予定。国側は、住民側の釈明に対し、「釈明の限りでない」とか「釈明の要なし」と、鼻であしらう姿勢を強めてきており、その強引さは、裁判官をさえ戸惑わせている。「分り易い裁判」の実現を目指して奮斗を続ける原告、住民らに、一層の支援を!

伊方訴訟ニュース第110号

最高裁特別抗告を却下 控訴審文書提出命令申立て/控訴審証言記録20 海老沢 徹証人(原告側) 反対尋問(その2)(第20回公判 1982年4月28日)と再主尋問(第21回公判 1982年5月28日)/「ECCS緊急手順書違反」はNRCの誤り/逃し弁温度をどう判断していたか/元弁を閉じるより運転を停止すべきだった/「ドレンタンクの状況確認」も結果論/なぜ運転員は温度計を信用しなかったか/キャビテーションはLOCAを意味しない/LOCAを示す情報は豊富だったが実際は/アラームの数も問題だが質も/ECCSが役立たなかったのは設計の問題/WH型とB&W型に本質的な差はない/伊方の余熱除去系や空気系の詳細公表されず/「収束過程も偶然」の主張は正しい/再主尋問/「NRCの罰金は不当」の根拠/手順書の不備こそ中心問題/元弁を閉じていなかったのは会社の方針/水位計の振り切れがLOCAを示すとは誰も/伊方3号炉「公開ヒアリング」強行/2号炉第14回公判 10月20日(水)午前10時より 松山地裁大法廷 「分り易い裁判」を目指し、釈明要求を続ける住民原告団を支援しよう。

伊方訴訟ニュース第103、104、105号 (1981年3、4、5月)

伊方訴訟ニュース103、104、105号をアップします。そろそろ夏休みになるので、アップのスピードを加速します。最近少し停滞気味で申し訳ありません。

伊方訴訟ニュース第103号

控訴審第19回公判 海老沢証人「安全神話」の今減を鋭く指摘 「TMI事故ではECCSは役立たなかったし、それは決して例外ではない」/控訴審証言記録13 佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その6)(第16回公判 1981年11月25日)/現に起こった事故も安全審査の対象でない/報告書に無くとも二次系の審査やっている/なぜ主給水系の弁が閉じたのか確定できぬ/なぜ補助給水系の出口弁が閉じていたのかも/「冷却材ポンプ停止はミス」は国側のミス/逃し弁の元弁うっかり閉じられぬ/TMIの加圧器水位の低下をどう説明するか/日本の原発の緊急手順書の表面だけ見た/2号炉訴訟 松山地裁大法廷 3月24日(水)午前10時 原告らの求釈明に対する被告側の答弁書は、すでに提出されているが、スリーマイル島原発事故についての詳細な主張は、依然として提出されていない。これも国側の苦悩の現われか。/控訴審第20回公判 4月23日(金)午前10時30分 高松高裁6階大法廷

伊方訴訟ニュース第104号

2号炉第11回公判 原告らが被告国側の引き延ばしを追求「裁判長、どちらが悪いか教えて下さい」/控訴審証言記録14 佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その7)(第16回公判 1981年11月25日)および第17回公判(1981年12月16日)「B & W型は加圧器水位の低下急」は本当/ECCSを止めた操作は正当でないのか/緊急手順書に無い事態は放置してもいいのか/加圧器水位の上昇も正常でなかったか/ECCS起動信号をバイパスした原因は/アメリカのポンプと違うのか/SI信号のバイパス、リセットとは/ECCSの停止は手動で/日本でも加圧器水位でECCSを絞る/「ECCS動作は知っていた」?/なぜ運転員のミスと云えるのか/温度計は信頼できるものだったのか/控訴審公判 高松高裁6階大法廷 第20回 4月23日(金)午前10時30分 海老沢 徹証人の主尋問の継続と、国側からの反対尋問/第21回 5月28日(金)午前10時30分 内容未定

伊方訴訟ニュース第105号

控訴審第20回公判 国側:「LOCAと判断できる材料は豊富だった」 海老沢証人:「それは事故後だから言えること」/控訴審証言記録15 佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その8)(第17回公判 1981年12月16日)NRCも水位計を頼りにしていた/「水位計の振舞いは知っていた」?/加圧器水位計の事故中の振舞いについて/ECCSの性能と加圧器水位計は不可分/水素爆発に気付かなかった/爆発時の圧力データもいろいろ/もっと大規模な爆発も/大飯原発でも大丈夫とは言い切れぬ/安全審査では水素爆発を考えていない/再臨界の恐怖/格納容器の隔離解除は必要でなかったか/事故時の対応不十分な計器もある/流出放射能量を推定した根拠の詳細知らぬ/控訴審第21回公判 5月28日(金)午前10時30分 高松高裁6階大法廷 海老沢 徹 原告住民側証人に対する被告国側からの反対尋問の続行と、住民側からの再主尋問を予定。なお、次回以降の審理予定についても決定の見込み/2号炉第12回公判 6月9日(水)午前10時 松山地裁大法廷 被告国側が半年以上も引き延ばしてきた住民側に対する釈明文書が提出され、さらに住民側から、求釈明が行われる予定。

伊方訴訟ニュース第101、102号(1982年1、2月)

伊方訴訟ニュース大101,102号をアップします。今回も公判記録がメインで量が多いですがじっくりと読み込んで頂きたいと思います。この間、コロナ禍で職場の状況が色々と変化し、ブログ更新がなかなかできませんでした。申し訳ありません。なるべく早めに次は200号まで、アップを加速したいと思います。今後とも宜しくお願いします。

伊方訴訟ニュース第101号

三つの原発を追い出すまで闘います(八西連絡協議会事務局長 矢野浜吉)/控訴審証言記録11 佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その4)(第15回公判 1981年10月14日) 基本設計に入れていない理由は何か、審査の対象かどうかは委員の「工学的判断」、逃し弁回固着の最初はウエスチングハウス型、「玄海1号炉の事故は開固着でない」、ECCSの起動で格納容器は隔離されるか、「WH炉が自然循環で有利」は本当か、運転管理のずさんさの比較検討やらず、「TMI事故を深刻に受止めている」、「運転管理に関心持つが、文献思い当らぬ」、「運転管理」の内容はなにか、日本の運転員の資格は/控訴審公判 高松高裁6回大法廷 第18回 1月22日(金)午前10時30分 佐藤一男(国側)証人の再主尋問、第19回 2月26日(金) 午前10時30分 海老沢 徹(住民側)証人の主尋問

伊方訴訟ニュース第102号

控訴審第18回公判 繕いの再主尋問も破綻の再確認に/控訴審証言記録12 佐藤一男承認(被告側)の反対尋問(その5) 第15回公判(1981年10月14日)及び第16階公判1981年ん11月25日)「原発は危険」の認識を欠いたのはなぜか、「日本には運転管理の悪例はない」、「設計」に重点が置かれすぎたのはなぜか、想定事故の限界、安全審査での「技術的能力」とは、原発固有の運転管理とは、原発によって運転管理能力の優劣あるのか、期待されている運転管理とは。敦賀の悪い運転管理の原因は、敦賀の悪い運転管理を良くする方法は、/PWRのアキレスけん いよいよ病こうもうに/控訴審公判 高松高裁6階大法廷 第19回 2月26日(金)午前10時30分 海老沢 徹(住民側)証人の主尋問 ECCSに関する住民側の主張を退けた一審判決の不当性がその後の事実でどのように説明されたか、そして、スリーマイル島事故の際、なぜECCSは役立たなかった、などについて、明快な証言がされる予定 第20回 3月26日(金)午前10時30分 内容未定/2号炉訴訟 松山地裁大法廷 3月24日(水)午前10時 原告住民側から4ヶ月前に提出した釈明事項に対し、被告国側から答弁書が提出される予定。「そのうち提出する」と言ったままで、いまだにお目にかかれないスリーマイル島事故に関する準備書面も現れるかどうか。

 津田賢治君に関する要望書(松山地方検察庁宛)

 

伊方訴訟ニュース第98、99、100号(1981年10、11、12月)

伊方訴訟ニュース第98、99、100号をアップします。前回からpdf資料を圧縮型に資しています。

伊方訴訟ニュース第98号

控訴審第14回公判 鋭い反対尋問に佐藤証人たじたじ/控訴審証言記録8 I 小出裕章証人(原告側)の補充、反対尋問 第13回公判(1981年6月24日)敦賀とTMIの類似点、敦賀の真相は隠されている、原発の軍事攻撃は想定されていない、TMIの炉心溶融はいつから?、ECCSは有効でなかった、原子炉のタイプの差は本質的でない、事故後の避難はナンセンス II 佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その1)第13回公判(1981年6月24日)B & W社の蒸気発生器は質が高いのか?、TMI事故に関する各種の報告書、「敦賀では運転管理に非常に大きな問題」、NRCへの手厳しい批判は他人事?、3号炉の促進決議を強行/控訴審第16回公判 高松高裁6階大法廷 11月18日(水)午前10時30分 佐藤一男国側証人への反対尋問が続行される予定。/2号炉訴訟第10回公判 松山地裁大法廷 11月25日(水)午前10時 すでに提出された国側の釈明書に対し、引き続き住民側からの追及と、主張の展開が行われる予定

伊方訴訟ニュース第99号

控訴審第15回公判 さらに佐藤証人を追及/佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その2)第14回公判(1981年9月16日) B & W社で何を聞いたのか、TMI周辺住民の調査はしていない、日本の調査委員は「専門家」ばかり、想定事故の内容は?、放射能放出について証言したが専門でない、クラスタ(ナイン)の事故とは、なぜ設計と立地で想定事故が違うのか、TMI事故は想定されていたのか、想定事故は起こり得ないのか、ロゴビン報告は運転ミスとしているか?、運転手順書を見たことない//控訴審第17回公判 高松高裁6回大法廷 12月16日(水)午前10時30分 佐藤一男国側証人への反対尋問が継続される予定/2号炉訴訟第10回公判 松山地裁大法廷 11月25日(水)午前10時 3号炉反対闘争激化の困難な中でも、住民の声を訴える法廷闘争を中断することなく、国側主張の釈明追究を行う予定

伊方訴訟ニュース第100号

第16回公判 「敦賀の事故は運転管理の悪さを示す」/佐藤一男証人(被告側)の反対尋問(その3) 第14回公判(1981年9月16日)及び第15回公判(1981年10月14日) 三次報告書の表現は悪い、運転手順書等は入手していない、TMIの運転員は平均水準以上、TMI事故の予告が無視されたのはなぜか、B & W社型とWE社型の差よりBWRとPWRの差の方が大きい、伊方でも両空気系は連結されていないか?、空気系の安全審査の証拠はどこへ、安全審査では何を審査しその基準は何か、「原子炉のイメージ」とは何か、国側代理人の介入をめぐって、審査の結果を明記するかどうかは委員の判断、両空気系の隔離法は審査の対象外、加圧器逃し弁の構造の具体的な相違は、逃し弁の構造・検知法は基本設計の範囲外//控訴審第18回公判 高松高裁6階大法廷 1982年1月22日(金)午前10時30分 証人調べの予定未定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊方訴訟ニュース第96、97号(1981年8、9月)

伊方訴訟ニュース第96、97号をアップします。今回よりpdfをより圧縮しました。ダウンロードが簡単になると思います。

伊方訴訟ニュース第96号(1981年8月)

2号炉も強引に運転開始へ/控訴審証言記録6 佐藤一男証人(被告側)の主尋問(その2) 第13回公判(1981年6月24日) TMI事故を終息に導いたもの、TMI事故はECCSの有効性を示した、退避勧告は必要でなかった、逃がし弁開固着放置は不可解、ECCS停止は運転員のミス、国内のPWRではTMI事故は起らぬ、TMI事故では三つの障壁は破られた、TMI事故関連事象は伊方で審査ずみ、運転管理悪ければお手上げ //控訴審第14回公判 高松高裁6階大法廷 9月16日(水)午前10時30分 佐藤一男被告側証人への反対尋問開始

伊方訴訟ニュース第97号(1981年9月)

2号炉訴訟 第9回公判 明るみに出た原発の危険性を書面にまとめ国側を追及/控訴審証言記録7 I 佐藤一男証人(被告側)の主尋問(その3)(第13階公判 1981年6月24日)「あれまでやってもあの程度」、TMI事故の教訓は52項目提言に、審査やり直しても結論くつがえらない/II 藤本陽一証人(原告側)の補充、反対尋問(第12階公判 1981年5月25日)敦賀事故は審査やり直しの必要を示す、今の原発では社会的受け入れ不能、TMI事故終息は一次冷却剤ポンプ起動で、健全なECCSが無効だったことが問題、TMI炉と伊方炉の違いについて、「オペレータの誤り」は間違い/2号炉訴訟原告準備書面/控訴審第15回公判 高松高裁6階大法廷 10月14日(水)午前10時30分 佐藤一男被告側証人への反対尋問が続行される予定/2号炉訴訟第10階公判 松山地裁大法廷 11月25日(水)午前10時 原告住民側からの釈明に対し、被告国側の釈明があり、ひき続き原告住民側から追及が行われる予定

 

 

伊方訴訟ニュース第95号(1981年7月)

伊方訴訟ニュース第95号をアップします。控訴審証言記録の続きです。

伊方訴訟ニュース第95号1

控訴審第13回公判 佐藤証人「いま安全審査すれば変更はあろうが、結論に変更はない」/控訴審証言記録5 佐藤一男証人(被告側)の主尋問(その1)(第11回公判 1981年4月20日)証人の経歴、TMI原発事故との関わり、TMI原子炉の特徴、自然循環に対して不利な構造

伊方訴訟ニュース第95号2

トラブル続きだったTMI原発、TMI事故の発端、バックアップシステムの失敗、逃し弁開固着を見逃した運転員、運転員がECCSを停止、一時冷却材ポンプの停止は当然、運転員が格納容器隔離を解除、事故終息に向かった経緯/2号炉訴訟第9回公判 松山地裁大法廷 8月12日(水)午前10時30分 国側の主張に対する原告住民側からの求釈明と反論が開始される。奮闘する原告らへの支援傍聴を/控訴審第14回公判 高松高裁6階大法廷 9月16日(水)午前10時30分 佐藤一男被告側証人への反対尋問が開始され、大きな山場を迎える。