伊方訴訟ニュース第94号(1981年6月)

伊方訴訟ニュース94号をアップします。小出裕章証人の主尋問が続きます。

伊方訴訟ニュース第94号1

第12回控訴審公判 不発に終わった国側反対尋問/控訴審証言記録4 小出裕章証人(原告側)の主尋問(その3)(第11回公判 1981年4月20日 敦賀の事故が示すもの、想定事故を越えるTMI事故、想定不適当事故を前提に、WASH740の内容と目的、WASH740の日本版、隠されていた災害評価、ECCSが命綱に、非科学的な災害評価の由来

伊方訴訟ニュース第94号2

想定不適当事故の根拠は?、ラムッセン報告とは、根拠を失った伊方の災害評価、「滅多に」ですまぬ破局事故/控訴審公判 高松高裁6階大法廷 第13回 6月24日(水)午前10時30分より 小出祐彰原告側証人の反対尋問および佐藤一男被告側証人の主尋問(続)、第14回 7月22日(水)午前10時30分より 証人未定だが、恐らく佐藤一男被告側証人の反対尋問

伊方訴訟ニュース第93号(1981年5月)

伊方訴訟ニュース第93号をアップします。この号も36ページの大部です。

伊方訴訟ニュース第93号1

控訴審第11回公判 被告側佐藤一男証人「TMIと日本の原発は違う」/2号炉訴訟第8回公判 国側準備書面の提出遅れる “敦賀ショック”か?/控訴審証言記録3 小出裕章証人(原告側)の主人もん(その2)(第10回公判 1981年8月11日) TMI事故の教訓と推進派の対応、TMI事故後に続発した事故の実態 大飯1号:ECCS作動事故、大飯1号:放射能漏れ事故、高浜2号:一次冷却水大量流出事故/控訴審公判高松高裁6階大法廷 第12回 5月25日月曜日午前10時半より 藤本陽一原告側承認の反対尋問、第13回 6月24日午前10時半より 小出裕章原告側証人の反対尋問及び佐藤一男被告側商人の主尋問(続)

伊方訴訟ニュース第93号2

幻海1号:加圧器逃し弁開固着事故、その他の特徴的な事故 伊方1号:燃料集合体損傷事故、ブラウンズフェリー原発:火災事故、美浜3号:制御棒支持ピン破損事故、頻発する原発事故が示すもの/文書提出命令申立てに対する意見書(被控訴人(被告)側)

伊方訴訟ニュース第92号(1981年4月)

続いて第92号をアップします。これも頁数が多いですが、読みごたえがあります。

伊方訴訟ニュース第92号1

控訴審第10回公判 『原発も事故の法則から免れない』発熱を押して小出証人が詳述/控訴審第11回公判 4月20日(月)午前10時半より 高松高裁6階大法廷 午前 小出祐章原告側証人の主尋問の継続、午后 佐藤一男被告側証人の主尋問 いよいよ国側証人が初登場し、「TMI事故が本件原子炉の安全性に何ら影響を与えるものでない」を、立証して見せるとのこと。せいぜい、まゆにつばをつけて傍聴されんことを/2号炉訴訟第8回公判 5月11日(月)午前10時より 松山地裁大法廷/控訴審第12回公判 5月25日(月)午前10時半より 高松高裁6階大法廷/控訴審証言記録 小出祐章証人(原告側)の主尋問(その1)第10回公判 1981年3月11日:原子力研究との関わり、美浜1号炉燃料棒折損事故とは、燃料棒折損事故調査の経緯、燃料棒折損の実態、どうして折損が起こったか、原始的な事故防止策と中途半端な原因究明、燃料棒折損事故の意味、歴然としている事故隠し、国も事故隠しに加担

伊方訴訟ニュース第92号2

美浜の事故調査で学んだこと、TMI事故を一口で言うと、TMI事故の発端は、フールプルーフでなかった補助給水系、運転員のミスどころか、米国の英知を集めても原子炉の状況は不明だった

伊方訴訟ニュース第91号(1981年3月)

この号からしばらく多ページのニュースが続くので、掲載は細切れになります。ダウンロードの手間が増えることをご容赦下さい(38ページ)。

伊方訴訟ニュース第91号 1

控訴審証言記録 I 藤本陽一証人(原告側)の主尋問(第9回公判 1981年2月9日):原子力と物理学、日本の原子力の生い立ち、軽水炉の急速な導入への批判、意見の不一致はどこに、「仮想事故」のでたらめさ、炉心溶融の想定は近代文明の否定!!、TMI事故は「想定不適当事故」

伊方訴訟ニュース第91号 2

空だき(LOCA)の原因、過渡状態で始まったTMI事故、ECCSは機能しなかった、見当違いの「運転者操作ミス」、ケメニイ委員会報告の結論、ECCSの設計に欠陥、伊方でも炉心溶融事故が

 

政府事故調査報告書をアップします!

2011年3月の東電福島原発事故から10年が経とうとしています。しかしながら原発をめぐる日本の状況は、原発再稼働、火山災害との関連性、使用済核燃料の再処理問題など、どれをとっても予断を許しません。今この時大災害が発生すれば、日本の原発群は甚大な被害をわれわれに与えつつ崩壊する可能性が有ります。

われわれが被る被害を最小限にするためには今われわれは何をすべきでしょうか?このことを考える契機の一つとなるのは、福島事故の後、膨大な時間と労力、お金を費やして作成されたのが、数多くの「報告書」です。これらを再度地道に検証し、さらに多くの教訓を引き出すべきではないでしょうか?。

政府事故調査報告書1-1

政府事故調査報告書1-2

政府事故調査報告書1-3

政府事故調査報告書1-4

政府事故調査報告書2-1

政府事故調査報告書2-2

政府事故調査報告書2-3

政府事故調査報告書2-4

政府事故調査報告書2-5

政府事故調査報告書2-6

コロナ禍により、管理者の職場も予想を超えた混乱で多忙を極め、本ブログの更新にもブランクが出てしまったことをお詫びします。何とか以前のペースで更新を続けていきたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願い致します。

伊方訴訟ニュース 第86号〜90号 (1980/10~1981/2月)

伊方訴訟ニュース 第86号〜90号 (1980/10~1981/2月)をアップします。

 

伊方訴訟ニュース第86号

控訴審第8回公判 裁判長国側の主張を退け承認を採用/被控訴人準備書面(六)、意見書/2号炉第6回公判 原告の陳述を許さぬ裁判長

伊方訴訟ニュース第87号

裁判長に陳述を差し止められた2号炉訴訟原告らの準備書面/1号炉の強行運転が示す被告国の「安全」準備書面 原告 近藤 誠/即刻、運転停止・撤去せよ 準備書面 原告 大野富夫/奮斗する高松と埼玉の支援の皆さん 高裁前の泊まり込み/伊方みかん調査団を派遣/2号炉訴訟第7回公判 12月15日(月)午前10時半 松山地裁大法廷

伊方訴訟ニュース第88号

裁判長の一方的な態度に抗議し原告、傍聴者が一斉に退廷/控訴審第8回公判における弁護団の弁論内容(その1)/被控訴人(被告)準備書面(2)から(6)への主張の変遷/控訴審第9回公判 2月9日(月)午前10時30分 高松高裁6回法廷 証人尋問開始/裁判所に対する原告の意見書

伊方斗争支援の訴え1980年

全国の反原発の同士の皆さんに伊方裁判斗争支援の訴え(1980年) 

伊方訴訟ニュース第89号

自民党『反原発運動を断固粉砕』を方針に 裁判所にかかる『国策』の圧力/控訴審第8回公判における弁護団の弁論内容(その2)

伊方訴訟ニュース90号

証人尋問始まる 藤本証人一審判決と国を痛烈に批判/高松で伊方支援の交流集会 伊方のたたかいを地域に/控訴審第10回公判 3月11日午前10時30分 高松高裁6階法廷 原告側小出裕章証人の主尋問

伊方訴訟ニュース 第81号〜85号 (1980/5~1980/9月)

伊方訴訟ニュース 第81号〜85号 (1980/5~1980/9月)をアップします。

伊方訴訟ニュース第81号

新局面を迎えた伊方の反原発闘争 住民無視の四電3号炉申し込みに高まる周辺地域住民の不安と怒り/無茶苦茶な8人の住民逮捕 燃料搬入阻止抗議行動への弾圧/控訴審第7回公判 6月10日(火)午前10時30分 高松高裁6階法廷、2号炉訴訟第5回公判 6月23日(月)午后1時30分 松山地裁大法廷

伊方訴訟ニュース第82号

控訴審第7回公判 被告国側準備書面も提出できず 法廷を圧する原告住民側の正論と気迫/申請した証人 藤元陽一(早稲田大学理工学研究所教授、原子核物理学専攻)、久米三四郎(大阪大学理学部講師、核化学専攻)、川野真治(京都大学原子炉実験所助手、原子炉工学専攻)、佐藤 進(京都大学工学部教授、機械工学専攻)、槌田 劭(京都精華大学教授、金属工学・工業化社会論専攻)、柴田俊忍(京都大学工学部助教授、機械工学専攻)、海老沢 徹(京都大学原子炉実験所助手、原子炉物理専攻)、小島丈児(広島大学名誉教授、地質学専攻)、荻野晃也(京都大学工学部助手、原子核工学専攻)、堀江邦夫 ルポライター(元原発作業者)、宇井 純(東京大学工学部助手、公害論専攻)、槌田 敦(理化学研究所研究員、資源物理学専攻)、室田 武(一橋大学経済学部助教授、数理経済学専攻)、瀬尾 健(京都大学原子炉実験所助手、放射線計測学専攻)、小出裕章(京都大学原子炉実験所助手、原子核工学専攻)、市川定夫(埼玉大学教授、放射線遺伝学専攻)、水口憲哉(東京水産大学助教授、水産学専攻)、星野芳郎(科学評論家、科学技術論専攻)/控訴審原告側弁論交信記録(その1)(次号に続く)/地裁探訪 全住民が3号炉反対 伊方原発反対八西連絡協議会 広野房一

伊方訴訟ニュース第83号

2号炉第5回公判 原告住民側弁論更新の陳述要求、裁判引き延しを図る被告国側/控訴審原告側弁論交信記録(その2)以下次号。

伊方訴訟ニュース第84号

原水禁世界大会で矢野さんが報告 「原発は安全でないと、自信を持って報告できます」/控訴審原告側弁論交信記録(その3)/夏期特別カンパ報告

伊方訴訟ニュース第85号

『住民退避の範囲は1キロでよい』との伊方町議会議長発言に抗議/控訴審原告側弁論交信記録(その4)/抗議文/参考資料日本経済新聞記事(55 8.15)/2号炉訴訟第6回公判10月6日(月)午前10時 松山地裁大法廷、控訴審第8回公判 10月9日午前10時30分 高松高裁6階法廷

 

 

 

 

 

伊方訴訟資料 1976-79年

伊方訴訟関連の資料で、これまで漏れていたものを今回アップします。

伊方原発の立地経緯(四国電力1971年)

1968年からの原発立地の経緯と変遷が年表形式で記されている。一連の地元対策も興味深い。

公判経過メモ1973-78(提訴から判決まで)

手書きのメモである。

闘魂1-3号(1976年5-7月)

伊方原発反対八西連絡協議会の機関紙的なもの

核燃料搬入(第3回)に対する抗議文(1976年9月28日)

岩盤鑑定後記者会見(1976年11月、生越鑑定人)報道記事

決議(1977年9月29日)

伊方原発裁判に勝利し 1号炉の運転停止 2号炉の建設中止を勝ち取る決議(1977年9月29日)

判決理由要旨(1978年4月25日)

昭和48年第5号 伊方発電所原子炉設置許可処分取消請求事件 判決理由要旨(1978年4月25日)

裁判官忌避申立書(1978年9月)

 

 

伊方訴訟ニュース 第76号〜80号 (1979/12~1980/4月)

伊方訴訟ニュース 第76号〜80号 (1979/12~1980/4月)をアップします。

伊方訴訟ニュース 第76号

2号炉第3回公判 法廷を圧す住民の声「今でも絶対安全と云えるか」/2号炉訴訟 準備書面(原告1)(つづき)第5 伊方原発の事故と四国電力の反住民的態度について、第6 私たちは国の安全点検を信用できない、第7 国は私たちを欺いてきた、第8 原子力発電は絶対安全でなければいけない、第9 むすび/控訴審第6回公判 1月31日(木)午前10時30分 高松高裁6階法廷 各地の原発でのスリーマイル島原発事故の前段階とも云うべき事故の続発と、推進派に手厳しい米大統領調査委員会の結論の発表で動揺を深める国側に、痛撃を与える弁論が展開される予定。

伊方訴訟ニュース 第77号

スリーマイル島原発事故を清算した推進派 予想される法廷での厳しい対決/2号炉訴訟各原告の準備書面 原告 井田 与之平、井上 常久、広野 房一、鎌田 建一、西村 州平/「反原発伊方」伊方原発反対八幡浜市民の会が発行/控訴審第6回公判 1月31日(木)午前10時30分 高松高裁6階法廷 「何が何でも原子力」の大合唱に支えられて打って出るであろう国側に対し、伊方原発周辺地域の住民の深まる不安を背景に、「スリーマイル島近し」の原告の大弁論が展開されるであろう。

伊方訴訟ニュース 第78号

控訴審第6回公判 TMI事故は人類破滅への道を指し示す 居直る被告国側を徹底的に糾弾/2号炉訴訟 各原告の準備書面(つづき) 原告 寺岡 幸治、近藤 誠/伊方原発への送水に断固反対 抗議文(1980年1月26日)/2号炉第4回公判 3月3日(午後1時より)松山地裁大法廷 スリーマイル島原発事故が明らかにした伊方原発の危険性と、周辺地域住民の不安と怒りについての住民の追及に対し、国側は分り易く答弁すると言う。したたかな住民の反撃に出会うことだろう。

伊方訴訟ニュース 第79号

2号炉第4回公判 無内容な国側答弁を激しく追及 住民ベースの審理にいら立つ国側/2号炉訴訟 被告(国側)準備書面(一)(前半)/伊方住民ユンクさんと交流/米国製支持ピンもダメ

伊方訴訟ニュース 第80号

愛媛大学グループ 国・四電の潮流浸食説を否定 伊方原発沖海底の『トイ』/2号炉訴訟 被告(国側)準備書面(一)(後半)/スリーマイル島事故1周年 伊方原発反対斗争を拡大/控訴審第7回公判 6月10日(火)午前10時30分 高松高裁6階法廷 裁判長交代後の初公判。弁論更新を機に、スリーマイル島原発事故の嵐が通り過ぎるのを待っている被告国側を追撃しよう/2号炉訴訟第5回公判 6月23日(月)午后1時30分 松山地裁大法廷 こちらも裁判長交代の予定。住民側主導の法廷とスリーマイル島原発事故による「情勢変化」にいら立つ被告国側を、さらに、自信と機知で追いつめる住民を支援しよう。

伊方訴訟ニュース 第71号〜75号 (1979/7~1979/11月)

伊方訴訟ニュース 第71号〜75号 (1979/7~1979/11月)をアップします。

 

 

伊方訴訟ニュース第71号

控訴審第4回公判 異例の”裁判秩序維持宣言”呼応する国の居直り姿勢/被控訴人(国側)準備書面(2)(本号を含め3号に連載予定)第一 はじめに

伊方訴訟ニュース第72号

住民の不安と怒りに背を向けて伊方原発も強引に運転再開/被控訴人(国側)準備書面(2)(その2;前号に続く) 第二 TMI事故の概要等、第三 控訴人らの主張について/あきれはてた国側の釈明書/控訴審第5回公判 9月26日(火)午前10時30分 高松高裁6階法廷 国側の居直り反論に対して、原告住民側から、その破廉恥ぶりを暴露する準備書面が提出され、陳述される予定。

伊方訴訟ニュース 第73号

支離滅裂の国側釈明に対し、再度のそして追加の釈明要求/被控訴人(国側)準備書面(3)(その3;連載最終) 第四 本件原子炉とTMI事故(本件原子炉においてはTMI事故のような事象は起こらない)/13ヶ月ぶりに2号炉訴訟再開 原告全員で準備書面の作成を/やっぱり そうか 明るみに出た柏木判決の背景/控訴審第5回公判 9月26日(水)午前10時30分 高松高裁6階法廷、伊方原発2号炉訴訟第2回公判 10月29日(月)午前10時 松山地裁大法廷

伊方訴訟ニュース 第74号

控訴審第5回公判 暴露された「基本設計」の無内容さ/「どうなっているのか?」 控訴人(原告)準備書面(3)から、被控訴人(被告)準備書面(4)から/伊方原発2号炉訴訟第2回公判 10月29日(月)午前10時 松山地裁大法廷

伊方訴訟ニュース 第75号

伊方原発2号炉訴訟 法廷圧す住民の気迫と正論/弁護士をたてずになぜ裁判を行うか/2号炉訴訟 準備書面 原告1 第1 スリーマイル原子力発電所の重大事故の恐怖、第2 推進してきた者もいまは、原発の安全性を信用していない、第3 スリーマイル島原発事故は多重防護が崩れ、恐るべき共倒れ事故が起きた、第4 原発従事者は地元住民より先に逃げた/伊方原発2号炉訴訟第3回公判 12月17日(月)午后1時半 松山地裁大法廷

関連の資料もアップします。

原子力技術研究会の申入書 1979年11月7日付

 

藤田一良、「伊方原発訴訟の経過とその問題点」、公害研究Apr. 1978, Vol. 7,   No. 4 特集 最近の公害訴訟

伊方訴訟関連資料 1979年